♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■「うつ」とのつき合い方

2007年07月27日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 今日は、少しやっかいな「うつ」また「うつ」症状への対応についてお話しします。

 今アメリカでは二千万人の人が「うつ」だと言われてるそうです。私たちの日本でも多いですよね。私たちの周りにもお仕事で燃え尽きて人間関係で倒れてしまった、そして「うつ」になってしまったというようなケースとか、また高齢出産で産後うつの症状になってしまった、ま、そんな方がおられます。ま、「うつ」は誰もがなってもおかしくないと言われておりますから、気をつけていく事、対応していくこと、大切だと思います。
 
 で、そんなことのために役に立つ一つの本があります。少し変わった題の本なんです。『「うつ」をやめれば楽になる--やっかいな心の重荷をおろしなさい』(フランク・ミナース、ポール・メイヤー著、PHP)って言うんですね。ま、「やめれば」って、やめられないのが病気じゃないかなあと思って私、敬遠してたんですけど、読んでみるとなかなか良い情報を得ることができました。

 ま、この原書の題は、「ハッピネス イズ ア チョイス」、ま、幸福は選択ですよと、ですから、心の風邪のような「うつ」に、それはもう治るんだから積極的に対応しなさい、ま、そういう内容です。そしてそこに、どうやったら「うつ」を克服するかという七項目が書いてありました。参考になりましたので、お分かちします。

  1. 毎日人生に感謝し、生きる決心をする。
  2. 毎日黙想する時間を持ち、生活に取り入れる
  3. 怒りを明日に持ち越さない
  4. 伴侶・子どもたち・親兄弟姉妹・親しい友人たちと時間を共に過ごすことを心懸ける
  5. 毎週友人の誰かと時間を共に過ごす
  6. 自分に課題をもたらす 
    ま、決まった目標を持つ 例えば仕事や遊び、家事など
  7. 週一回、誰か一人のために何かいいことをする

 って言うんですね。何かこれは病気でない人のためにも参考になるんではないかと思いました。

 そして何よりもここで書かれておりますそのベースになっていることは聖書です。ですから聖書を読んで、神様の愛、イエス・キリストの赦し、そしていつでも共にいてくださるイエス様の恵み、ま、そんなことを覚えながら読むと一層力となると思います。またそのように私も勧めております。あなたもぜひそんな思いでまた過ごしてください。

  (PBA制作「世の光」2007.07.27放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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