世の光の時間です。いかかお過ごしでしょうか。福井 誠です。
今日も皆さんと御一緒に聖書を開いてまいりましょう。
今日は、ローマ人への手紙13章12節、13節から。
「夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、ねたみの生活ではなく、昼間らしい、正しい生き方をしようではありませんか。」
『神の国』や『告白』といった著書を残した古代の神学者アウグスチヌスという人がいます。現在のアルジェリアにあるタガステという町で生まれた人でした。とても優秀な人であったようですが、心は平安もなく、さまようように不道徳な生活を送っていたといいます。明日もまた明日も堕落の道を辿るのか、これが人生なのか、と苦しんでいた時に、突然隣の家から「取って読め」ということばが聞こえてきて、アウグスチヌスは聖書を取り、このローマ書13章のことばに出会ったのです。
「夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、ねたみの生活ではなく、昼間らしい、正しい生き方をしようではありませんか。」
こうしてアウグスチヌスがキリスト教信仰を決断したのは、(西暦)386年のこと。それから約1600年近く経った今でも人間は同じような問題を抱えているように思います。遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、ねたみ、そんな生活が明日もまた明日も続くのか! 人間の愚かさにけりをつけたい思いで生きている人はいませんか?
聖書は言います。「夜はふけて、昼が近づきました。ですから、・・・、やみのわざを打ち捨てて、・・・、昼間らしい、正しい生き方をしようではありませんか。」 悪に傾きやすい心にブレーキをかけるかどうかは、あなたの問題です。神様は光の生活の中へと招いてくださっています。
潔く心の向きを変えて神の助けを信頼し、正しい生き方そのものを喜んで歩ませていただきたいものです。
( PBA制作「世の光」2007.07.12放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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