♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■彼の真実のおかげで

2007年07月30日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
 
 えー、聖書というのは、素晴らしい、私たちに励ましを与えたり慰めを与えたりしてくれる書なんですけれども、時々どきっとするような本当のことをですね、告げている、そういう部分がありますね。

 えー、ローマ人への手紙の3章という所には、「正しい者はいない。一人もいない。」(3章10節 新共同訳)ということばがあったり、「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなって」(3章23節 新共同訳)いる、というようなことばがあってですね、ああ、それに対して、「いや、例外がいます。私を見てください。」というふうに言える人というのは果たしているだろうかなというふうに思ったりする訳ですね。

 でも幸いなことに神様はそういう私たちを、しかし人間は自分の努力やがんばりでそういう罪という所から脱却することはできない、罪を解決することができない、神の前に正しい人になりきれる人なんかはいない、と言う。だからこそ神様は私たちを正しい者として立つことができるように神様の方法でそれをしてくださった。それはイエス・キリストという方を通してですねえ。

 つまりイエス・キリストが十字架にかかって私たちの罪の身代わりとなってくださった、そのイエス・キリストを信じる信仰によって、その人がいい行いをしたとかしなかったとかということとは一切関係なしに、そのイエス・キリストを信じるというだけでその人を正しい者と、義なる者と認めてくださるという、それが聖書の約束、神様の方法なんだということがですねえ聖書の中に書いてある訳なんですね。「イエスを信じる者を義と」(3章26節 新共同訳)される、というふうに書いてあって。

 ところがですねえ、この「イエスを信じる者」というと、私たちがイエス様を信じますと言ったからというふうに言えなくもないんですけれども、この聖書のことばは、こういうふうに訳すことができるんだと、ある人が言ってるんですね。それは、その「信じる」ということばと「真実」ということばと同じことばなので、「イエス・キリストの真実の故に義としてもらうことができる」「イエス・キリストの真実の故に救われる」と訳すことができるというふうに言われているんですね。

 イエス様というお方は私たちの罪を赦してくださることのために神様から命ぜられたことを真実にあの十字架の上でしてくださった。そのキリストの真実のおかげで私たちは救われたのだ。えー、私たちが救われるのもすべてイエス・キリストの真実の故だということなんですね。
 
 ( PBA制作「世の光」2007.07.30放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合わせは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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