♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■真実な方は脱出の道をも

2007年07月16日 | Weblog
 次回更新は 7/19(木)になります


 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
 
 えー、私たちが試練に会ったり苦しい目に会ったりする時に、誰もこの苦しみは分かってくれないとかですね、自分だけがその苦しみや試練に会っているというふうに思ってしまったりすること、それがまた余計に自分を苦しめたりしますよねえ。

 聖書の中に、コリントの第一の手紙の10章なんですけれども、
 「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。」(13節)って(あります)。

 自分だけがって思ったりするんですけれども、必ずしもそうではなくって、いろんな方たちが実は経験しているんだよ、ということ。たとえ誰も分かってくれないと思うような事があったとしても、ヘブル人への手紙の中には、キリストは、「私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。」(ヘブル人への手紙 4章15節)ということばがあるんですね。

 イエス・キリストっていうお方は、罪を犯すということ以外のことは全部経験してくださった方なんだ、だからこのお方は私たちの悩みや苦しみを分かってくださる。同情してくださる ことができるお方なんだということが書いてある訳ですね。

 そしてまた先程のコリント第一の10章の所では「神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」という。神の真実というのは、決してその試練に会わせたままで終わらせる方ではなくって、耐えられないほどの試練に会わせることもないし、同時に「耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます」(と)。

 「ともに」ってあるんですけれども、試練がやってくる時に、試練しかまあ目に入らない、試練しか私は分からない。でもこの試練とともに必ず脱出の道が備えられているのだ。それがすぐに分かる時もあるかもしれませんし、すぐには分からない事もあるかもしれません。しばらく時間が経ってでないとその脱出の道が見えてこないという事があるのかもしれません。ですけども、結果的に、ああやっぱり脱出の道は備えられていたんだなということが必ず分かってくるはずだ。なぜならば神は真実な方ですから、決して苦しみに会わせ試みに会わせっぱなしで終わらせる方ではないという事ですね。

 そういう意味で、どんな中にも神の真実を信じて信頼していきたいなと思いますね。
 
 ( PBA制作「世の光」2007.07.16放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合わせは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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