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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■過去を感謝と希望へ

2005年12月30日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 年末年始は一年の中で一番、時とか時間そしてその区切りを意識する時ではないでしょうか。ま、時間というのは川のように、ずうっと流れていくもののようにも感じますし、何か時計とカレンダーがクルクル回っている、ま、そんなふうにも感じます。でも「時」ってのは、その時に何が起こったかということで意識され記憶されていくものではないでしょうか。今年もいろんなことが起こりました。

 聖書では「時」というのはそのような時間の流れというだけではなくて、その時に起こったことを指す訳ですけれども、クロノスということば、クロノロジーということばのもとになっていますが、ま、歴史とか時間ということばですが、それ以外にもう一つ、カイロスということば(があります)。これは時なのですが、特別な意味を持ったことば、神が定めた時ということを表わす意味なんです。例えば自然界には時がありますね。時が来ると花が咲き、時が来ると実がなる、花が散るというようなとき使います。まあそんな時に起こる一つ一つのことを、意味あるもの、麗しく美しくしてくださるのが神様だっていう意味です。人生を深く考えた知者ソロモン王は旧約聖書の伝道者の書3章11節に、こんなふうに言っています。

 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。

 神様が定めた時がある。いえ、私たちの人生、毎日毎日これからも起こってくる(こと)、それは神様がその中に起こることを麗しいものとしてくださる、そんな神様が創造主なるお方なんだ。そんな神様を思う時に永遠を思う、神様を身近に感ずることができる。ま、そうすると私たち、---新しい年もどんなことが起こってくるか、どんな状態になっていくか、いろいろ不安もあったり計画も立てたりしますけれども---、すべてのことに意味があるように、麗しくしてくださることのできる神様がおられるんだ(と)、そう思う時に私たち、これからの起こること、この一年の歩み(について)、永遠に向かって神様が共にいてくださる、麗しくしてくださる、そんな希望と心の安らぎを持って生きていけるのではないでしょうか。

(PBA制作「世の光」2005.12.30放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会もPBAで紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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この文字版「世の光」ブログは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
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