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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■新創造のための救い主の到来

2005年12月16日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 いよいよクリスマスが近づいてきました。今日は新約聖書第4番目の福音書・ヨハネの福音書から、クリスマスに生まれたキリストとはどういう方なのか、なぜ二千年前に生まれた方が今も全世界でその誕生が祝われるのか、について見たいと思います。

 ヨハネの福音書の第1章の冒頭に、こんなふうにイエス・キリストについて説明しています。
初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。」(1-3節) 12節、「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。

 キリストはことばであった。つまりことばとは意味や意志を表わし伝えるものです。キリストは神の存在、その意志・愛・救いを伝えるものだという意味で特別な存在・誕生でした。

 もう一つ、キリストはすべてのものをお造りになった創造者であると書かれています。ですから人となっておいでくださった、クリスマスに誕生したキリストは、キリストを信ずる者をまた新しく造り変えるように神の子どもとしてのいのちと輝きに生かすことのできるお方だと言うのです。

 先週北陸で、世の光ラリー集会で話しをする機会がありました。一番後ろで聞いていた21歳の青年が集会の後、私の所に来て言いました。「俺、もう駄目なんです。」しばらくの沈黙の後、私は説明しました。キリストが来られたのは私達の心も体も生き方ももう一度神の子どもとしてやり直すことができるためなのだ。キリストを心に信じ、神に立ち帰る幸い・救いを説明しました。そして一緒にお祈りをしました。彼は涙が止まりませんでした。中学時代から友達と一緒になって酒・たばこ・薬まみれ。体も入れ墨だらけでした。次の集会に来た彼はまるで人が変わったようでした。さっぱりした洋服・顔、もう一度やり直す人生の始まりを感じさせました。

 キリストによってどんな人も再び神の子どもとして神の栄光のかたちに造られた輝きをもって生きることができる、これがクリスマスに生まれたキリストが特別であるという意味です。

(PBA制作「世の光」2005.12.16放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会もPBAで紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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■光としての救い主キリストの到来

2005年12月16日 | Weblog

 お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。

 クリスマスのシーズンです。言うまでもなくクリスマスはイエス様の誕生のお祝いですよね。ところでキリストがお生まれになった場所、御存知でしょうか。家畜小屋の飼い葉桶の中だと聖書は記しています。

 家畜小屋は決してファンタジックな所じゃありませんよね。そこは寒かったり汚かったり臭かったり、孤独で臭い所ですよね。実にキリストが地上で最初に宿とした所は家畜小屋でした。それはこの現実の世の姿を象徴しているような気がしてなりません。家畜小屋が汚かったり臭かったり、孤独で暗闇であったように、キリストが来られた時代も民族間の争いがありました。クーデターがありました。テロもありました。貧困も差別も飢えもありました。ですから聖書はキリストがこの世においでくださったことを、すべての人を照らすまことの光が世に来た(と)、そう言っているんですね。光は明るさだけではありませんよね。いのちを生み出します。暖かさに包みます。キリストの生涯は病んでいる者を癒し、貧しい者に豊かさを与え、不安や恐れから多くの人々を解放し、また罪を赦し、神の愛をもって包みこみましたね。

 それは二千年前の時代でしたが、今日はどうでしょうか。町も通りも暗い所(が)、どこもないほどにこうこうと明るく輝いていますよね。しかし世界に戦争があり、貧困があり、飢餓があります。人類史上、今日ほど闇の時代はないんじゃないかと思います。そして個人にも不安や恐れがあります。そして心が病み、心が壊されています。

 しかしキリストは言われました。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」新約聖書のヨハネの(福音書)8章の12節ですよね。キリストはあなたのために光そのものとなってくださいます。あなたの心を暖め、そしてあなたを癒し、そしてあなたに元気を与えます。そしてあなたの行く道筋(を)、それが闇でも、照らしてくださいます。そして道であり真理でありいのちとなってくださるお方です。このお方があなたのためにお生まれになったんだ、そのことをぜひ知っていただきたいと思います。
 またこのシーズン、お誘い合わせて教会にお出掛けいただきたい、そんな願いでいっぱいです。



  (PBA制作「世の光」2005.12.15放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせて日曜日の朝、教会に行ってみましょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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