世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
今日も最初に聖書のことばを紹介いたしましょう。
ヨハネの福音書1章12節。
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」
まあ、私たちはいろいろな絆で結ばれています。親子の絆、家族の絆、会社の絆、改革に取り組む同志としての絆、さまざまな絆がありますよね。聖書は私たちに新しい絆の中で生きることができるんだよって教えているんです。それはどんな絆でしょう。それは神様とあなたとの新しい絆なんです。イエス・キリストを救い主として受け入れるということは神様の子どもとしての絆の中で生きていくことができるんだよってことなんですね。「キリストを信じると神の子どもになる?えーっ、それはどういうことですか?」そんな疑問を持たれる方がいるかも知れません。
以前85歳になる方が教会に来られ、数年後洗礼を受けられました。その時私は「イエス・キリストを信じると神の子どもとされるんですよ。」と説明しました。するとその方は深々と頭を下げ、「ありがたいことです。」と言われたんです。「それは天皇陛下の家に生まれるより、どんな有名人の家に生まれるよりありがたいことです。なぜなら天地を創造された神様の子どもとしていただけるのですから。」と言うんですね。
もちろん神様の子とされるということは、私たちが神様の持っている能力を持つということではありません。神様の子としての立場が与えられているということ、それはまず心から、「天のお父さん!」って叫ぶことのできる生涯が始まることでもあるんだよっていうんですね。
私たちがどうしても選ぶことができなかったこと。それは自分の生まれです。これは誰も自分では選べないことですよね。時々、ああもう○○ちゃんの家に生まれれば良かったなあとか、日本ではなくアメリカに生まれればこんなに英語で苦労しなかったのにとか、いろんなことを考えますよねえ。ある人は親に向かって、どうして頼みもしないのに生んでくれたのさって文句を言ってる人もいます。でもこれはいくら悩んでも解決しない無意味な悩みですよね。なぜなら自分の生まれは決して自分では選べない、どうすることもできないことだからです。でも私たちは自分で選んで新しい永遠の親子の絆を持つことができるんです。それは天地を創造された神様があなたのお父さんとなってくださると言うんですねえ。単純にイエス様を受け入れ、信じる一人一人に神の子どもとしての特権が与えられるって聖書では約束されているんですよ。
( PBA制作「世の光」2005.12.06放送でのお話しより )
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