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百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

産業労働常任委員会 知事減給案は継続審議 衆議院法務委員会で選択的夫婦別姓法案審議

2025年06月11日 04時26分39秒 | 日記
 10日(火)、朝から雨音が聞こえてくる。鹿児島県では線状降水帯が発生し、洪水の危険が報じられている。近畿も梅雨入りした。恵みの雨になってくれることを祈るばかりだ。
 8時30分過ぎには登庁。9時30分から自民党議員団建設部会が開かれ、企業庁から水道事業について現状、課題などについて説明を受けた。特に全国で多発する老朽化した水道管の破裂などによる問題について、耐震、豪雨などの災害対策についても聞いた。加東市も県水を50%余り利用しており、今後の県水利用予想についても質問がなされた。

 10時30分から産業労働常任委員会が開かれ、付託された6月補正予算案のうち、産業労働部関係議案の審査が行われた。米国関税問題への緊急、中・長期対策として総額約36億円が提案され、質疑、表決が行われ、原案通り可決すべきものと決した。県によると、今のところ、米国との関税交渉が続けられており、県内企業への具体的影響は見られないとのことであったが、世界経済の減速が予想されており、日本、県内経済へのマイナス影響への備えは立てておくべきだと思う。

 総務常任委員会では、知事の給与減額に関する条例改正案が継続審議となった。「指示していない」という知事と、「指示の下にやった」という元総務部長の言い分がはっきりしていない中、事実関係がはっきりせず、また、知事も説明不足であるとして、採決はせず継続審議にするという自民党案が賛成多数で決まった。自分は指示していないが、組織の長として、漏洩事件の責任を取って減給とする、だけでは県民にも説明が尽くされていない。
 神戸学院大の上脇教授が、知事、元副知事、元総務部長の3人を地方公務員法の守秘義務違反で神戸地検に刑事告訴をしたという報道があった。元総務部長が単独でやったのではなく、知事、副知事の指示、認める中で、情報漏洩が行われたと、告訴に踏み切ったという。普通、誰が考えてもそうだろう。地検はこの告訴を受理し、しっかりと捜査をして、判断を示してもらいたい。県民、国民の司法への信頼がかかっている。

 今日は、国会の衆議院法務委員会で選択的夫婦別姓をめぐる法案審査の参考人の意見聴取が行われ、県議会の部会や、常任委員会の時間以外の時間は、中継で視聴した。椎谷氏、竹田氏の意見は具体的で非常に参考になった。昨日のNHKの調査で、同氏制度の維持、旧姓の通称使用の法制化を合わせると68%、選択的夫婦別姓の法制化推進は25%という結果が出ていたが、世論も現実的な判断が広がっているという感じだった。

 夕方まで控室、議会図書室で執務、勉強をして時間を過ごした。また、同僚議員との情報交換、電話連絡など、有意義な時間だった。
 午後5時30分から県庁近くの会場で開かれた兵庫県私立専修学校各種学校連合会政治連盟と自民党の振興議員連盟の研修会・懇親会に出席し、意見交換を行った。
 
 
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