

8日(土)、東京の明治記念館で行われた「安倍晋三元首相の志を継承する会」に出席した。
会場には、安倍昭恵さん、櫻井よしこさんはじめ呼びかけ人、岸田首相ら約70人の国会議員、約60人の地方議員、安倍さんと関係の深かった多くの人々が出席し、安倍晋三元首相を偲ぶとともにその遺志を継承していくことを誓った。
はじめに挨拶に立った櫻井よしこさんは、涙をぬぐいながら、吉田松陰先生のことを語る安倍さんの思い出から、明治維新の先人の志、限りない明るさと寛容さ、揺るがぬ日本への誇りをもって、戦後レジームと戦い続けた安倍さんが遺した宿題に取り組むことを呼びかけた。
次に岸田文雄首相が挨拶し、同期だった安倍さんの思い出を語った。次に国会議員を代表して同期の高市早苗大臣が挨拶し、続いて、台湾安倍晋三友の会の代表である陳唐山氏、安倍さんのスピーチライターだった元内閣府参与谷口智彦氏、アベノミクスを推進した元内閣府参与本田悦郎氏がそれぞれの立場から安倍さんの人柄、政策、信念などを語った。
ここで安倍昭恵さんが挨拶し「主人は命を懸けて働いた。今は魂となって皆さんと一緒に働き続けている」と話した。続いて、若い世代を代表して憲法をよくする学生プロジェクト代表の蜂谷翔さんが活動の紹介と遺志の継承を誓った。
最後に元統合幕僚長の河野克俊氏が、硫黄島での安倍さんの祈りを紹介しながら、英霊への祈りと戦後レジームとの戦いこそ、安倍さんの心の中心にあるものだと語り、集いが終わった。
約3時間のつどいだったが、あっという間に時は過ぎていった。会場では多くの同志とも会えた。会場ロビーに展示してあった秘蔵写真の一枚に、なんと安倍さんとガンバローコールをする兵庫県議会議員有志の中に私の姿があった。平成30年の9月に安倍さんが徳島県に行かれた時に兵庫県から有志で駆けつけた時のものだった。驚いたが、何か強い縁を感じた。