9日(日)、県議選の投開票日を迎えた。天気は上々で、11時頃に投票所の社小学校へ。体育館は10日(月)の入学式の準備がなされていた。立会人の人に挨拶をして投票。もちろん、「ふじもと百男」と書いた。投票所で出会った知人からも「ちゃんと書いたで」と笑顔の言葉を貰った。
今日は自宅で体を休めるとともに資料などを整理した。2月議会、予算特別委員会と、2月はじめからほぼ2ヶ月間、議会があるなかで選挙準備をしてきたので、その間の資料が未整理のままだった。
午後10時前に事務所に呼ばれ、後援会の当選確実の判断のもと、勝利報告会が開かれた。会場には、岩根加東市長、藤井衆議院議員、市議会議員はじめ、今回の選挙戦を支えてくださった後援会、自民党加東市支部、各種団体、同級生、支援者ら多くの方々が駆けつけて下さっていた。
16年ぶりの選挙戦になった今回の選挙では、3月に入るまで対立候補の名乗りが無かったが、準備だけは、年明けの1月から周到に進め、2月19日に選対本部設立総会、3月4日に後援会本部事務所開き、3月11日に県政報告会・自民党公開講演会の開催と、いつ選挙戦になってもいいようにしてきた。
対立候補の姿が現れたのは、3月10日の立候補書類の予備審査だった。調べてみると、芦屋市在住で、日本維新の会の公認を受けているという情報だった。芦屋市在住?、今頃になって?と疑問は次々と湧いた。
今回の選挙は、有権者の皆さんに4期16年間の議員活動の評価をしていただく機会であると受け止めていた。9日間、選挙カーでくまなく市内を巡り、各小学校区での毎日の街頭演説を重ね、「まほろばwith」で取り組んできた政策や課題を徹底して訴えるとともに皆さんの声を聞くことに全力を注いだ。
何度も何度も各地域を回るなかで、加東市のもつ豊かな自然、歴史、文化を再認識するとともに、進捗中の道路整備、河川改修、ため池工事、県立公園整備、野生獣害対策等の現場を確認し、危険な箇所や交通渋滞箇所などを確かめることができた。そうした進捗中の事業の促進、課題解消こそが5期目の自分の仕事だと自ら受け止めることができた。
政治は国民、県民、市民のためにある。とりわけ地方政治は人々の暮らしに直結しているが故に、真っ当でまじめなものでなければならない。決して政党の勢力拡大、都合のためにあるのではない。そのことを肝に銘じながら5期目を「まほろばwith」の実現に向けて皆さんとともに邁進していきたい。
今回の選挙結果は、投票率は36.98%、投票総数11,670、無効票187、有効投票11,483。ふじもと百男8,979票、北西ひでゆき2,504票だった。