4月1日(土)、県議選の2日目。午前8時に遊説のために事務所を出発。社市街から米田地域、東条地域、山国地区、福田地域、滝野地域の高岡、河高、下滝野、上滝野を遊説して回った。田や畑に出て作業中の人、玄関先に出てこられて手を振ったり、握手して激励して下さる方々に励まされた。
市内各所の桜が見事に満開し、花見の人々の姿があった。千鳥川沿いの桜堤は延々と続き、今年は特に見事な景色だった。途中、休憩で立ち寄った畑の朝光寺では、枝垂れ桜の前でガッツポーズ。また、西日本最長級の東条川沿いの桜並木は、これも見事な景色が続いていた。とどろき荘前の桜の下では、ハーモニカグループの皆さんがお花見。また、「とどろきカフェ」で出演された南京玉すだれのグループの皆さんと記念写真も。華やかな衣装と桜をバックに満開の笑顔だった。夕方5時から、福田地区の上田公民館駐車場で街頭演説。この時間帯となると、肌寒い北風が吹いてきたが、皆さんが熱心に聴いていただきありがたい思いだった。
ところで、各所を回っていると、選挙ポスターの公営掲示板に私のポスターしか貼られていない所が目立つ。ポスターは、選挙にどんな人が立候補しているかを有権者に知らせる大切なもの。顔と名前、主張などが一目で判るように候補者は工夫するものだ。税金で賄われているのも選挙の大切な判断材料となるからである。しかし、2日目になっても掲示板に貼られていないということは、判断材料が提示されていないということだ。「無投票は投票の機会が奪われている」「選択肢をつくる」ために出馬した人が、その大切なポスターを2日目になっても貼っていないということは、選択肢を示していない、ということになり、有権者の投票権を軽視、無視した矛盾した態度だと言わざるをえない。市内でお出会いした有権者の中には、今度も無投票だと思っておられる方があった。これは、有権者に誤った情報を示していることになり、欺く行為だともいえる。また、「身を切る改革」を掲げる政党が、税金で賄われているポスター、ポスター掲示板、その設置費用を無駄にしていることについて、政党として、どう説明するつもりなのか。いずれにせよ、1日目は黙っておこうと思ったが、2日目になっても、市内多くの掲示板にポスターが貼られていないない、という事実に黙っておれなくなった。
私は、「地方の政治はまじめでまっとうな政治でなければならない」「政治は国民、県民、市民のためにある」「国政政党の党勢拡大のためにあるのではない」と思っている。明日は3日目。明日も遊説をして回り、午後5時から米田地域の上久米公民館前駐車場で街頭演説を行う予定。加東市消防の出初式には現職の県会議員として出席する予定。