ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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原発輸出推進者はアボリジニを見習ってくれ

2012-04-16 21:05:58 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 「いまこそ私は原発に反対します。」(日本ペンクラブ編 平凡社)には51人の文が載っています。そのなかで津島祐子さんの文章の次の箇所に特に心がひかれました。

自分たちの土地から産出されるウランの取引先のひとつが、東京電力だった。となれば、福島第一原発の事故は私たちにも責任の一端があることになる。と手紙には綴られていた。「それは私たちにとってとても悲しいことです」と述べ、ウラン採掘に改めて反対し、鉱山使用料として今まで彼らに支払われていた巨額のお金も返上することを決意したという。

東京電力の原発を稼働する燃料となっているオーストラリアのウランが皆さまの海水、水道水、食物連鎖、さらに皆さまの遺伝子までも汚染してしまうであろうことに対し、大変遺憾に思います。私たちに地震や津波を止めることはできません。しかし核の脅威を止めることは可能であり、またなされなければいけません。/私たちはオーストラリアによるウランの輸出廃止を固く決意しています。/私たちの国土は海で繋がっており、私たち両国民は過去に核爆発による影響を受けたという歴史で繋がっています。そして何よりも、核の無い未来を望む心で私たちは結ばれているのです。

  最初の文章は、オーストラリアにすむアボリジニのミラル族の長老から、国連事務総長宛に書かれた手紙の紹介です。
 次のは、アボリジニの人々がつくるWANFA (西オーストラリア非核連合) から日本に宛てられた連帯表明の紹介。

  去年の12月10日のブログで「原発を輸出していいの?」と書いたけど、また“原発を輸出しようとしている人たちよ、恥を知れ”と思っちゃったよ。ミラル族の長老や西オーストラリア非核連合の人の爪の垢でも煎じて飲んでくれ、ぜひに!