ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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自分にもできるエネルギーシフト  1

2013-04-08 10:14:02 | 本や言葉の紹介

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
       (↑これをクリックするとホームページに行きます)

「自然エネルギー革命をはじめよう 地域でつくるみんなの電力」(高橋真樹 大月書店)について、何回かに分けて紹介します。
 まず目次から、章と大見出しを。

はじめに エネルギーシフトへのカギ
プロローグ あなたの町に電力会社をつくろう!
 
Ⅰ章 地域でつくるみんなの電力
  市民風車に風が吹く
  「おひさまの町」からはじまる太陽光革命
  「省エネ」という発電所
 
Ⅱ章 世界初! 自然エネルギーによる災害支援
  眠れる巨人、太陽熱の底ヂカラ
  太陽光おじさん、走る!
  100年の森をつくりたい
 
Ⅲ章 日本版「自然エネルギー革命」をはじめよう!
  3・11後の「エネルギー・デモクラシー」
  次世代のためのローカルビジネス
  地熱大国ニッポンの夜明け
  市民電力会社をつくろう!
 
あとがき 「日本」というシステムを転換するために
付録 「エネルギーシフトのために、あなたにできること」リスト
 
コラム
 野鳥のために風車を建てる!?
 究極のエコハウス!?
 高校生がはじめた国際貢献
 「アンペアダウン」と「えねぱそ」

 大月書店でのこの本の紹介ページには、
飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)推薦!
「北海道から九州まで、各地の自治体や市民がとりくむ自然エネルギー活用の実例をルポ。どうやってお金を集め、エネルギーを生み、循環させるのか?
3・11の震災から活発になった「市民電力会社」など、創造的な動きから、脱原発への希望の回路が見えてくる。」とあります。

 この推薦文にあるように、この本では日本各地でその地域の状況に合う自然エネルギー発電に取り組んでいる自治体や市民をルポして、どんなエネルギーを活用しているのか、資金や運営方法などを詳しく紹介しています。
 東日本大震災以前から行われているものも、震災・原発事故をきっかけに始まったものもあって、大企業じゃなくて市民が実践できること、地域でできることがぎっしり。
 うーん、日本でこんなにいろいろな取り組みがなされ、ずいぶん成功しているということを知りませんでした。本当に「脱原発への希望の回路」だねえ。
 地域の雇用増進、地域再生にもつながる方法を知られちゃ困る立場(電力会社とか利権に関係している政治家とか企業とかでしょうかねえ)ってのがあるから、こういう取り組みについてあまり報道されていないんじゃなかろうかと思うほど多彩な実践例紹介だし、「エネルギーシフトのために、あなたにできること」リストもついているので、ぜひ参考にしてほしいです。


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