ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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「<勝負脳>の鍛え方」

2008-11-28 19:19:45 | 本や言葉の紹介
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 「脳低温療法」は脳死寸前の患者を救う画期的な治療法ですが、それを開発したのが林成之(はやし なりゆき)教授。著書の「<勝負脳>の鍛え方」(講談社現代新書)で、脳がいきいきと働くようにする方法を、とっても具体的にわかりやすく解説してくれました。

・人間の「意識」「心」「記憶」は連動しながら機能している。

・知能を高める、いわば頭をよくするためには、①ものを覚える、②忘れた情報を脳内で再構成する、③その内容を表現する、④そこから独創的な想像力を生み出す、という四つの段階がある。

・③の表現能力は一つではない。言語知能、理論知能、計算知能、音感知能、運動知能、、空間認知知能などいくつもに分けられ、それが同列にある。
 本当に頭がよい人は勉強も運動もうまい。一流の運動選手は頭がよい。

・叱られながら訓練を続けていると、人の話を聞かないようになり、話を集中して聞く能力が衰え、頭も悪くなって覚える力や思い出す力が弱くなり、自分で創意工夫して解決していく力も養われなくなる。

・人間が行動を起こして目標を達成するためには、①目的と目標を明確にする、②目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する、③目的を達成するまでその実行を中止しない、という三つを守ること。

・人間はバランスの偏った運動訓練をおこなうと、脳がうまく使えなくなる。

などなどなど、「へえ!」「納得!」「そうだったのか!」の本でしたよ。

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