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安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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●管理人の著作(いずれも共著)
次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する(緑風出版)
地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望(緑風出版)
原発を止める55の方法(宝島社)

●管理人の寄稿
規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

管理人より新年のご挨拶を申し上げます

2014-01-01 17:09:44 | 日記
2014年を迎えるに当たり、管理人より新年のご挨拶を申し上げます。

昨年、当ブログは目標としていた福島脱出が成り、北海道へ本拠地を移しました。新たな生活を迎えた中での新年となりますが、依然として福島関係者とつながりも維持しています。その福島を中心に、東北では今なお14万人が避難生活のまま新年を迎えました。避難者の数は昨年の新年より2万人減りましたが、今なおこれだけの人々が避難先で新年を迎えています。「復興」とは名ばかりで、実際には被災者の切り捨てがいっそう進む厳しい現実があることを、改めて強調しておきたいと思います。

昨年、参院選での与党「勝利」により衆参ねじれは解消しましたが、国民と政府・国会とのねじれは拡大の一途をたどっています。議会制民主主義体制のままで本当に国民の望む政治が行われ得るのか、国会のあり方自体が問われるほどの深刻な事態といえます。

衆参ねじれ時代、「決められない政治からの脱却」をさんざん煽りながら、特定秘密保護法案の強行採決が行われると、今度は「数の横暴」「独裁」などと批判する無定見なメディアのあり方も、今年は厳しく問わなければならないと思います。当ブログの役割は今年、ますます大きくなることはあれ、小さくなることはありません。特定秘密保護法は成立しましたが、当ブログが萎縮することはありません。萎縮すれば権力の思うつぼであり、声を上げることが暴走権力の空洞化につながる力になります。昨年以上に、今年は「闘うブログ」を目指したいと思います。

ここ数年は毎年、同じことを繰り返しているような気がしますが「今年も昨年より厳しい年」になります。当ブログのキャッチフレーズにもあるように、2014年も昨年までと同様、「1%のための世界から99%のための世界へ」を目指していきたいと思っています。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

なお、新年目標は、後日、改めて発表します。

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今年1年お世話になりました

2013-12-31 21:31:17 | 日記
今年も残り数時間となりました。当ブログ管理人は携帯回線を使ってインターネットにアクセスしており、年越し前後は回線が混雑するおそれもありますので、ここでご挨拶を申し上げます。

内外ともに激動の2013年も終わろうとしています。引き続き厳しい年になると思いますが、当ブログおよび関連サイトをよろしくお願いします。

では、よいお年をお迎えください。

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戻ってきた「当たり前の暮らし」に思うこと

2013-04-08 22:30:54 | 日記
福島から北海道への転居に当たって、私たちは、家財道具の多くを処分せざるを得なかった。もともと古いものがあったこと、鉄筋コンクリート造で結露のひどい住宅だったため、腐食やカビで多くの家具が傷んでいたことも理由だが、最大の理由はやはり放射能である。

原発事故以来、私たちは放射能被曝を防ぐための10箇条を策定し、実行してきた。しかし、この10箇条の9番目「外部に接する窓やドアは開放しない」に関しては実行できたとは言い難かった(それ以外の9項目はほぼ完璧に実行できた)。暖房器具の使用に伴って換気は必要だし、何よりも2011年、12年と白河では記録ずくめの猛暑となったことにより、夏の間ずっと窓は全開状態だった。大気中の放射性物質により、室内も相当汚染されていることは明らかだった。

表面がザラザラしていて凹凸の激しいものは、放射性物質がこびりつきやすい性質を持っている。そこで、家具のうち表面がザラザラしているものはほとんど処分した。それ以外のものは、北海道上陸後に丁寧に拭き掃除をすることを条件に、必要最小限のものを持ち込んだ。食器、調理用具も大半を処分し、新たに買い直した。

このようにして迎えた北海道での新生活。外に出るのにマスクをする必要がない、水道水をそのまま飲めるといった当たり前のことが福島ではできなかった。それができることの喜びが、改めて湧いてきた。

近くのイオンでも、売っている食材はほとんどが北海道産。ほうれん草も北海道産が出ていたので、久しぶりに買った。原発事故以降、福島のスーパーでは、危険といわれる東北、関東産以外のほうれん草はついに1度も見ることがなかった。最も長い間、我が家の食卓から遠ざかっていたのがほうれん草だった。放射能汚染を気にすることなく、食材を買えるというのがいかにありがたいことかを思い知らされた。

当ブログ管理人は、福島時代、仕事に準じた所用で2週間~1ヶ月に1回程度、大阪に行く生活をしていたが、大阪のスーパーでも、関西の周辺県で生産された安全な食材をいつでも買うことができる。関東、東北にいると感覚が麻痺してしまうが、「汚染地産の食材しか選択できない」という異常事態に置かれているのは、実は関東、東北だけである。

しかし、少し考えてみれば当然のことで、野菜などの生鮮食品は荷痛みが激しいから、遠距離輸送をすると輸送コストはかかるのに鮮度は落ちてしまう。わざわざ関西や北海道まで、コストをかけ、鮮度を落として輸送したところで、輸送コストがなく新鮮な地元産食材に対抗できるはずがないから、結局、生鮮食品ほど地元で消費されることになる。放射能汚染のひどい関東、東北産の食材は、結局は関東、東北で「地産地消」されるしかない…資本主義社会の基本である費用対効果とはそういうものである。

福島にとどまったまま、測定活動など様々な活動をしている多くの人がいる中では言いにくいことだが、北海道に来てこのような食品流通の事情を見ていると、結局は「福島からも首都圏からも、逃げたもん勝ち」のような気がする。

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いざ、福島から北海道へ

2013-04-04 23:21:28 | 日記
4月1日、北海道へ転勤を命ずる旨の辞令を受け取った。いよいよ6年間勤めた福島を離れ、北海道への旅立ち決定だ。

思えば6年前、自然豊かでロハスな生活が送れると胸躍らせながら赴任した福島だった。それが一挙に暗転したのは2年前の3.11。低線量被曝の恐怖の中で、脱出したくてしたくてたまらなかった。その福島から離れると思うと、まさに万感胸に迫りくる。

3月に転勤の内示があって以降、職場はもとより、しらかわ市民放射能測定所「ベク知る」メンバーも送別会を開いてくれた。私(よりもむしろ妻)がいなくなることが、測定活動、子どもを放射能から守る諸活動にとって痛手だと言われたが、それでも最後は皆さん「放射能の悪影響のない場所に行けるのはすばらしいこと」と、送り出してくれた。そのことに対してはいくら感謝してもしきれないし、また、そんな人たちを福島に残していかなければならないことに若干の後ろめたさも感じる。福島からの避難者たちも、きっとこうして後ろ髪を引かれながら、福島を後にしたに違いない。

2日から3日は、引き払う自宅の掃除と粗大ゴミの片付けに追われた。こんなにたくさん我が家に荷物(という名のゴミ)があったのかと我ながら驚かされる。最後は知人に軽トラックを借りて白河市のクリーンセンターにゴミを持ち込まなければならないほどの量だった。

そして3日午後。折からの雨模様の中を、カーラジオで選抜の決勝戦を聞きながら東北自動車道を仙台まで走る。福島で放射能に汚れた車のまま北海道に上陸するわけにも行かないだろうとの判断で、洗車をする。その後、仙台港から苫小牧行きの太平洋フェリーに車を積み込む。荒天模様で船は激しく揺れたが、翌4日午前11時、ほぼ定刻にフェリーは苫小牧港に接岸。北海道へ上陸を果たした。

これから何年お世話になるかわからないが、しばらくの間は北海道を拠点にいろいろな情報の発信に努めていきたいと思っている。

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書くこととしゃべること

2013-02-06 23:29:26 | 日記
妻が思うところあって買ってきた週刊「AERA」1月28日号の養老孟司さんのコラムを興味深く読んだ。普段の養老さんは、保守的な言論がかいま見えることもあって、当ブログ管理人はあまり好きではなかったのだが、「読み書きをおろそかにしたくない」と題した今回のコラムは私にとって大変好感の持てる内容だった。

『ここ最近の政治家を見て感じるのは、「しゃべる」ことには長けているが、書くものを読みたいとは思わない、ということ。書くといってもせいぜいツイッターかフェイスブックだろうが、それらは後々読みたい類のものではなく、あくまでも「瞬間芸」。その芸に、世の中がすっかり振り回されている。

 昭和を生きた政治家、とりわけ首相経験者であれば、その日記や回顧録には史料的価値があった。没後、仰々しい箱入りの本が出るのは一つの定番だった。平成以降、そんな本が出る政治家は果たしているだろうか』

『書くことは後世に歴史を残すことにつながるが、弁論はその場を制する手段である。その違いはかなり大きい』

『いま、日本でも書くよりしゃべるほうが優位になってきた。弁が立つことがもてはやされる。しかし、いかにもイデオロギー風の議論にどんな意味があるのか。読んで書くことを大切にしてきた日本語の本当の価値は、100年後か200年後かはわからないが、必ずや評価される日が来ると思う』

橋下徹・大阪市長が登場して以来、私がずっと感じていたモヤモヤ、違和感の正体を養老さんが解き明かしてくれたような気がする。橋下市長に典型的なのだが、最近の政治家は「今、この場で」相手を論破するのは大変うまい。それこそが政治家に最も必要な能力だと言わんばかりの風潮もある。

だが、こうした政治家には時間軸が欠落している。彼らにあるのは「今、目の前にある瞬間」だけだ。時間軸が欠落しているから、過去は「過ぎ去ってしまったどうでもいいこと」であり、未来は「そんなの知ったことではない」のである。だから、過去の自分の言動と今の言動が不一致であることに罪の意識もなく、その場その場のムードでヒラヒラと言動を翻して恥じないのだ。

『書くことは後世に歴史を残すこと、弁論はその場を制する手段』というところに、物書きとしての養老さんの矜持、意地を感じる。彼はここまではっきりと断言はしていないけれど、「しゃべることは『その場』で勝負することなのに対し、書くことは『歴史的時間軸』の中で勝負することなのだ」と主張したかったに違いない。

当ブログ管理人は、(おそらく養老さんも同じと思うが)書くことは好きだが、話すことは好きでも得意でもない。プレゼンや講演などのように、人前で何か話さなければならない場面ではいつまで経っても緊張から解き放たれることはないし、原稿を用意していないと要領よく話すこともできない。バラエティ番組に出演するタレントのような気の利いたアドリブなど決してできない。

それでも私は、しゃべることが得意な人たちに対し劣等感を抱いたことはあまりない。本当に大切なことは、これまでも会話ではなく文章で伝えてきたし、どんな形であれ文章に書いたものは残って蓄積されていくからだ。録音・録画技術が発達した今、書くよりしゃべるほうが得意な人たちも自分の言葉を記録して後世に伝える手段を得た。しかし、500年後に今のDVDと互換性を持つ再生機が残っているかはわからないし、ICレコーダーの使い方を500年後の人類が理解できるかどうかもわからない。それに対し、紙に文字で自分の言葉を書いておけば、500年後の日本人にも確実に伝わり、彼らに政治的、社会的影響を与えることができるだろう。結局のところ、最もシンプルな手段で自分の言葉を書き残すことができる者が歴史の上では勝利する、と考えることもできる。

私が、世間的には実にくだらないと思うようなことも当ブログに記録し続けているのにはこのあたりにも理由がある。当ブログのような思想・信条・言論を持つ者は今の日本社会では少数派だろう。口下手な少数派が橋下市長と同じ土俵で勝負することは得策とは言えない。「始末してやるから、さっさとかかって来いやコラ」と挑発するケンカ上手の相手に対し、ノコノコとリングに上がるのは愚の骨頂だ。それよりも大切なことは長い歴史を見据えて行動し「最後に勝つ」ことである。それには書くことが最も有効な手段といえる。

ケンカに負けた者が「覚えてろよ。最後に勝つのは俺だ」という捨て台詞を残して去る、というシーンはドラマや漫画、小説ではよくあるが、政治的な闘いではそれが冗談ではなく実現することもある。ケンカ上手のポピュリストに政治的に勝つため市民派は何をすべきか、このところインターネット上での議論が続いているが、そうした人たちもまた「憎たらしい橋下を今、この場で打倒してやりたい」と考えている時点で彼らの術中にはまってしまっている。残念なことだが、栄枯盛衰は世の習わし、そのうち時代が転換するときが来る、と気長に未来を見据えて頑張るしかない。

虎は死して毛皮を残し、市民は死して書を遺す。それに対し、しゃべることしか能がない馬鹿どもには死して遺すものすら何もない。今は時代の寵児として飛ぶ鳥を落とす勢いだったとしても、結局、彼らは虎以下で終わるのではないだろうか。

養老さんのコラムを読んで、そんなことを思い、なんとなく勇気が湧いた。当ブログも今、あわてて勝ちに行くのではなく、書くことの地道な蓄積を通じて「歴史で勝つ」ことに努めたいと思う。

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2013年 新年目標

2013-01-04 21:55:56 | 日記
例年通り、昨年(2012年)の目標達成度の点検と2013年の新年目標を発表します。まずは昨年の総括から。

1.鉄道
12月28日付記事のとおり大幅に超過達成しました。

2.その他
目標に掲げていなかった御巣鷹山慰霊登山を実行することができたのが最大の成果でした。目標に掲げていた料理は…とりあえず1品目だけは作れるようになりました。目標は5品目だったので及びませんでしたが、何事も1歩からだと思っています。

続いて2013年目標です。

1.鉄道
全線完乗は、JR・私鉄含め10線区を目標とします。昨年は目標が低すぎて上半期でクリアしてしまったので、今年は少し目標を上げます。1か月に1線区のペースで達成できる目標なので、それほど難しくありません。

2.その他
今年は「福島脱出」を最大目標に掲げます。

最近、以前と比べて体調が下り坂なのを感じます。喉のあたりが張ったり、焼けるような感覚があります。福島を離れると自覚症状がなくなり、戻ってくるとまた感じます。政府・マスコミ・学者がいくら健康に影響はないといっても身体は正直です。

私自身は自分で選んだ仕事・職場なので自業自得ですが、妻をこんな危険な状況の福島にこれ以上住み続けさせることに私はこれ以上耐えられません。

それに、原発事故に関して、福島に残っていないとできないことはこの1年半であらかたやり尽くしたと思っています(告訴団運動・しらかわ市民放射能測定所の開所など)。今後、課題として残っている避難者支援などの運動は福島に残っていなくても十分可能です。健康な身体を失っては闘うこともできなくなるので、今後は自分自身を大事にすることを第一に考えたいと思います。

とはいえ、国・自治体などの行政にはまったく頼れません。今の職場での転勤にも期待できないので、今年は福島を脱出するため転職も辞さない覚悟です。

今の職場に勤め始めてから18年、これまで転職もせず一筋に勤めてきました。転職経験もないまま適齢を過ぎてしまった私にとって、転職市場で自分にどの程度の価値があるのか見極めたい気持ちもあり、これが最後の機会かもしれないと思っています。

4月に転勤が実現しなければ、腕試しも兼ねて、原発事故の影響のない西日本で転職試験を2~3カ所、受けてみるつもりです。

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新年ご挨拶

2013-01-01 13:14:49 | 日記
2013年新年に当たり、管理人よりご挨拶を申し上げます。

今、この瞬間も、東北で16万人の人々が、故郷に帰れないまま避難先で2度目の新年を迎えました。それでも昨年の新年は、多くの人が故郷に帰れないでいる、という事実が全国紙を飾りましたが、今年は東北の地方紙にしか掲載されていません。そのことに、昨年とは違った意味での厳しさを感じます。引き続き、当ブログ読者の皆さまには、これら16万人の人々を原点にしていただきたいと思っています。

今朝、起きてテレビの電源を入れてみると、(1)バラエティ番組、(2)旅番組、(3)スポーツ中継、そして(4)過去を回顧する番組…の大きく4パターンに分かれていました。今を伝える番組と過去を振り返る番組だけがあり、未来を語る番組がない…。これから若者、子どもたちを待っている厳しい未来を感じます。

安倍「極右」政権が復活し、2013年は「命よりカネ」の政府・官僚・経済界と「命が第一」の政治を求める市民との亀裂がますます深まると予想します。引き続き、集会・デモなどの非暴力・直接行動の中からしか明るい未来は生まれないでしょう。当ブログは昨年と同様、政治家・官僚など当てにせず、市民の直接行動で要求を実現させていくことを基本方針とします。

こちら白河では、降雪も積雪もなく、晴れて暖かい新年を迎えました。これほど暖かい新年は、こちらで生活するようになってから記憶にありません。せめてこの暖かい新年が、来る年を象徴するものであってほしいと願わずにいられません。

これから、少し遅めの初詣に出かけてきます。明日から明後日にかけては、温泉旅行に出かけてくる予定です。

では、皆さま、本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

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皆さま、よいお年を!

2012-12-31 19:33:45 | 日記
皆さま、今年も後残すところ数時間となりました。

昨年に引き続き、内外ともに激動の1年でした。明るい未来となるか、かつてのように暗黒時代を迎えるのか。政治と市民の激しいせめぎ合いの1年だったように思います。

来年は、今年よりもさらに厳しい年となることと思いますが、引き続き、健康に気をつけ、激動の時代を乗り切っていきましょう。

では、少し早いですが、よいお年をお迎えください。

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初雪観測

2012-11-27 23:40:00 | 日記
明け方から降り始めたみぞれが、午前中になるとさらに気温が低下して雪に変わった。白河地方、初雪観測である。ここ数年の傾向からすれば平均的といったところだろう。

6年目の冬、体調管理には気をつけたい。

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冬への準備、そして・・・

2012-11-10 21:02:21 | 日記
白河で6シーズン目の冬を迎える今年、スタッドレスタイヤを買い換えた。

職場に社用車運転手の人がいるので、スタッドレスタイヤの寿命について聞いてみると「3~4年が限度。できれば3年履いたら交換が望ましい」というプロの意見だった。その運転手の人に、自分の車は5シーズンずっと同じスタッドレスタイヤを履いている、と言うと「そんなの、もうスタッドレスじゃないよ」と言われてしまった。確かに、昨年の冬は急ブレーキを踏むたびに雪上でタイヤが滑り、とてもじゃないが生きた心地がしなかった。

最近はスタッドレスタイヤもずいぶん安くなった。サイズ、またメーカーにもよるが、軽なら2~3万も出せばたいていのメーカーのものが手に入る。これで今年の冬は安心して走ることができる。

本当はもっと早く交換すべきだったが、ここまで延びてしまったのは、言うまでもなく、そのうち人事異動になるだろうと思っていたことが理由だ。しかし、本部勤務で仕事が厳しいことに加え、原発事故もあって相変わらずここでの勤務希望者は皆無という。私も、昨年までは異動希望を出していたが、なんだかだんだん虚しくなってきたので「提出が強制でないなら今年は出さない」と提出拒否の構えだった。

芸能人やスポーツ選手のような才能ある職業、医療職などの専門職、弁護士などの自由業、そのいずれにもなれない人が食べていくために仕方なく選ぶ職業がサラリーマンだと私は考えている。その職業を選んだ時点で自分に選択権はなく、与えられた環境の中でベストを尽くすのがサラリーマンのあり方だと私はずっと思ってきたから、そもそも希望を出すという発想もなかったし、人事異動に抵抗する人たちを横目に私自身は常に命じられる通りに異動してきた。

それだけに、放射線量の高いここでの生活が健康に良くないことは理解しながらも「どうすればここから異動できるか」考えたところで妙案など何も浮かばない。最近は、郷里の九州に近い場所で2年後に転職することをかなり真剣に考えていて、この職場での異動なんて、できないならできないでかまわない、と開き直りに近い気持ちも生まれていた。

そんな私を見て、10月に赴任してきた上司が危惧したのか、面談の場が持たれた。私は「強制でないなら出さない」と自分の考えを伝えたが、上司は昨年提出した私の希望内容を見て、書き方について私にいくつかのアドバイスをくれた。

この仕事を長く続けてきたが、普通の人は希望を書いて提出しろと言うだけ。「異動するためにはこう書けばいい」なんて助言をしてくれた人は初めてだ。

その助言内容は、正直なところ私にとって半信半疑という内容だが、自分にそれを凌駕するアイデアがあるわけでもなく、騙されたつもりで助言通りに書いてみようかと思い始めた。すでに人事異動に対する興味も薄れてきて(悟りを開いた?)、実現しなくてもおそらく落胆はしないと思う。2年後の転職に向けた準備と並行しながら、星占いかおまじないでも楽しむような感覚で希望を書けたらいいと思っている。

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