HAPPY TABLE DIARY

健康と幸せはキッチンから
栃木県宇都宮市の
マクロビオティックサロン HAPPY TABLE 
杉村美樹のブログ

母とのお別れ

2019-07-28 19:39:35 | 出来事

いつかこの日が訪れるとは思っていましたが
前触れもなく突然訪れました。






お花が好き
美術や音楽、芸術が好き
文学が好き
映画が好き
ファッションが好き
インテリアも好き
美しいものが好きで
きれい好きで
いろいろなことに造詣も深く
若い頃は美しく女優かモデルのようで
誇りに思っている母のはずでした。







ただ、結婚生活では苦労が多く、私の大学卒業とともに両親の離婚。





離婚をきっかけに母は蝶よ花よと人生を謳歌すると信じていたのに、苦しみが多い人生に一転していましました。。。






その後のある出来事をきっかけに私はあまりにもショックが大きすぎて、私のハートは粉々に砕けてしまったみたいなのです。それから母のことを受け入れられなくなり、心の奥底は地獄の日々が続きます。




私自身苦悩の多い四半世紀でしたが
やっと心からありがとう
よく頑張ったねと伝えられました。



ある出来事はこちらに綴っております。
HAPPY TABLE 秘話(番外編)生まれてきたことの意味 - HAPPY TABLE DIARY
https://blog.goo.ne.jp/happytable2007/e/ffb8d5a6514e61a326b7ebd7166520bb
 
 
 
最期は苦しむこともなく、安らかに眠るように穏やかに旅立ち、84年の生涯に幕を閉じました。






娘の私から見てもお手本にしたいような理想的な亡くなり方。




亡くなった時のお顔は
穏やかで、微笑んでいて
ホッとした印象で
何だかワクワクしながら新たな世界へ向かっている感じもいたしました。




あんな微笑んでワクワクしている顔の母の顔は何年ぶりでしょうか。







大好きな祖父母がよく頑張ったね!と
お迎えに来てくれたようです。





亡くなってから
娘として
苦しんでいる母の姿を見ているのが心底辛かったのだと気がつきました。






母が入院してから
あまりお見舞いにも足を運べませんでしたが
毎日母が笑顔で穏やかに過ごせますように
穏やかに苦しむことなくお迎えが来ますようにとは祈り続けておりました✨





お花特に薔薇が好きだった母。
葬儀の日には入り口にも参列者の方にウェルカムのお花を飾り
祭壇は大好きだったピンクや赤の薔薇を中心に可お花畑のように飾っていただきました。







遺影の背景もお花畑。
大好きだったボッティチェリのプリマベーラの世界。




お棺の中では
薔薇やお花に囲まれ本当に美しかったです。






お葬式の時にかけて欲しいと言っていた
アルビノーニのアダージョを出棺の時に流しました。



何よりも実家のファミリーが大好きだった母。
6人兄弟の3番目。兄弟の中で一番の旅立ち。
葬儀には伯父 叔父 伯母 叔母さまたちやいとこたちや姉の友人、私の幼稚園時代からの友人やお母様など母が大好きだった方々にみおくっていただけ、幸せな一生だったのではないかと思います。




本当に本当にありがとう。



苦楽の法則というのがありますが
もしかしたら今世ではいばらの道を選んでしまった人生だったのかもしれません。苦を選ぶとそのあとには必ず楽がやってきます。



これからは楽を選び
もっと自由に羽ばたき
美しいものに囲まれ
好きな時に好きなところへ行って、
蝶よ花よと楽しんで幸せにお過ごし下さいね。


そして
私たちを温かく見守って下さい。



感謝をこめて✨


コメント
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