Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

続「北ミサイル」発射~対日攻撃意図露見

2016-09-06 10:04:53 | 国際・政治

20ヵ国地域首脳会合G20が閉幕した。議長国 中国大陸の思惑通りに行ったか?疑問符の付く所もそれはあろう。南シナ海、我国も沖縄・尖閣の問題を抱える東シナ海など、ここの所の無理の多い海洋政策は、決して多くの周辺諸国の支持を得られるものではあり得ないだろう。会合の成功の為か、少し前まで尖閣周辺に出没していた、中国大陸公船や民間船も、この所は鳴りを潜めている様だが、これから長期的には分らない。海保には、引き続き警戒をお願いしたいし、場合によっては、海自にも万一に備えてのスタンバイを要請する場面があるかも知れない。

しかし、自衛隊に無理ばかりも申していられない様だ。この意思統一の難しい、G20のあり様を見透かした様に、「北」こと朝鮮民主主義人民共和国が、先月に続き、相次いで三基もの弾道ミサイルを発射、その全てが、我国の排他的経済水域EEZ(北海道西方沖約200km前後の海域)に着弾した模様だ。この海域は、我国漁船の有力な漁場であり、場合によっては、民間船舶や航空機が重大な被害を受ける恐れもある。安倍政権も、現行憲法上 とりあえず厳重抗議しかできないのは分るが、現行憲法や自衛隊法の範囲内でも、装備兵力の面で、執れる物理的対応はあるはずで、日米安保条約のエリアも視野に入れて、万一にも本土近くまでミサイルが飛来した場合、高い精度で迎撃できる態勢を速やかに築くべきだろう。勿論、将来的には安倍政権が構想する通り、一定の自衛力正当保持へ向けての、必要範囲の憲法改正も視野に入れるべき。「北」は、今回のは訓練などと嘯(うそぶ)いているが、既に日本海向けのミサイル発射は、今年だけで20回を超え、我国EEZ着弾は、今夏だけで四回を数える。最早、対日攻撃意図は明らかだ。

米合衆国軍は大韓民国内に、中国大陸が大いに嫌がる新型ミサイル迎撃システムTHAAD(サード)を配備する様だが、これを我国にも備える事を検討すべきではないだろうか。我国の、対「北」独自制裁も相応に必要だろうし、先般以来の破壊措置命令常時設定も、現状維持すべきだろう。やはり、平和を守るのは、対話と交渉だけでは不十分で、軍事力、防衛力の裏付けがなくては、特に「北」の様な無法国家を黙らせる事は難しい。「話せば分る」相手ではないからだ。最高権力者 金 正恩(きむ・じょんうん)委員長の思考が、他国元首の様に健常なものかどうかも怪しい所があり、そこの所は「普通ではない」との心得をするべきだとも思うのだが。

もう一つ、朝鮮半島情勢についての、我国野党見解は一向に改まる気配がない。民進党は、今月中旬の次期代表選で混乱しているあり様だし(この代表選につき、俺は恐れながら、まともに言及したいとは思わない。蓮舫、前原、玉木の各候補共、左巻き勢力を取り込まなければ勝てない様な情勢だし、誰が選ばれるにしても、結局は中国大陸に擦り寄る政策に終わるだろうから)、日共と特亜二党からは「朝鮮半島に、差し迫った脅威なし」の呆けた垂れ流し見解を見直す気配さえない様だ。こんな嘘を「垂れ流す」連中を、我々は誰も信用しないし、大体公認政党として認めはしないだろう。これは「北」の対日攻撃意図をまともに伝えようとしない、主要報道メディアについても同様である。

今回画像は、昨年の初夏に訪ねた、新潟県の日本海岸「笹川流れ」の様子。景色は好いが、日本海岸に立ったら、決して忘れてはならないのが、昭和の後期、「北」に不当に拉致された日本人各位の事。全員が無事に戻れる事を、ここへ参る度に祈念している所であります。JR羽越線の鉄道車両も世代交代の時。旧国鉄車は多くが引退。蒸機の引退と入れ替わりに主戦の座を守って来た、画像の電機EF81も、遂に今春勇退の時を迎え、今はその勇姿を拝む事はできません。最後に残された、普通列車を担う40代気動車の活躍も、もう長くはないものと思われます。


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