2021=令和 3年 4月も、拙ブログを宜しくお願い致します。既に医療関係各位からは危惧されていた、昨年来流行続く 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症の第四波流行が現実味を以て語られる様になってきた。既に感染者日計では大阪府が東京都を上回り、隣接する兵庫県都共に 変異型ウィルスによる広まりが主流となっているとも聞く。
今年は 年初冬場の終わりが早く、先月途中からは気温も高めに推移した。ご存知の通り 桜の見頃も前倒し。加えて年度替わりにかかり 進学や就職など新しい人生の段階(ステージ)へと進む各位も多く、更に異動に伴う引っ越しなども多いだろう。例年程ではないにせよ 歓送迎会なども一定レベルは持たれ、それらに伴う所謂「人流」と呼ばれる人々の動きも活発化した事が 前述感染症流行の広がりに繋がったという事だろう。
歓送迎会中に、厚生労働省を含む中央省庁や自治体関連も複数判明したのは 大変遺憾な事は拙者も認める。関与した関係各位の処分と、国会や地方議会向けの説明と 再発防止へ向けた総括などは最低限行って頂きたい。やはり国民市民に対し 相当な制限や自粛を求めるからには、そうした行政の事共に携わる方々には襟を正し臨んで頂きたいというのが国民レベルの強い要請だろうから。「示しのつかない事」ではいけない。
本題です。前述感染症対策と同じ位重要な安保問題。緊急度が高いのが 中国大陸による沖縄・尖閣周辺への脅威である事は論を待たない。政権与党も決して手を拱いているとは思いたくないが、どうも早急に取りまとめられなければならない方向性につき もたつきが見られるのは芳しくない事だ。以下 昨日の時事通信ネット記事を引用して、少しみて参りたい。
「尖閣防衛提言、自民了承せず=海保強化の法整備に異論」
自民党国防、故久戸瀬交通両部会は 3/31、党本部で会合を開き、沖縄県・尖閣諸島の防衛に関する提言案について議論した。中国(大陸)で海警局武器使用を認める海警法が施行されたことを受け、海上保安庁や自衛隊の対処力強化を求める内容だったが、海保に関する法整備に異論が出るなどしてまとまらず、了承されなかった。
提言の原案は「海警船が我国領海に侵入することは、我国の正当な権益を損なうもので、断じて許されない」と明記。武力攻撃事態に至らない「グレーゾーン事態」について、海保などの対処力強化に向け「遺漏なく対処するための方策を検討し、必要な法整備を行う」ことを求めていた。
だが海保は「現行任務規定により不足する権限はない」として法整備は不要との立場。これを踏まえ 3/31の会合では修正案が示されたが、合意が得られなかった。(引用ここまで)
報道メディアによる脚色の面があるかも知れないが、何故海上保安庁が「現行任務規定により不足する権限はない」と判断しているのか辺りが理解困難だ。中国大陸海警局は、同国の関連法改正もあって 現在は同国人民軍直属の組織に改編され、関係船艇は事実上「軍艦」の立場なのだ。海保の対処力向上の為の必要法整備は当然であり、自民関連部会は決して後退してはなるまいて。
現状どうしても 海保関連法整備が困難なら、海保と海上自衛隊の連携を想定した提言へも踏み込むべき。これまでの報道を見る限り 尖閣周辺の我国領海侵犯行為を繰り返す中国大陸海警船艇への対処は 海保だけでは困難の度を増しているからだ。ここからは拙邪推も入りはするが、もしも海保が 与野党の媚中勢力への配慮で対処力強化の為の権限強化に消極的なら、言語道断といえるのではないか。
とに角「現状のまま」ではいけない。決して「放置レベル」とは申さないが、事態を現状より深刻な方向へエスカレートさせようと図る 中国大陸の動きを傍観していてはならないのも事実。提言原案にある様な海保と海自の連携強化や、米合衆国軍と自衛隊による合同演習への海保参加に道を開くなど、あらゆる「対処の為の連携」の可能性を追求して法整備を進めて頂きたい。
引用記事にしても、昨日の所は合意に至らなかっただけの話だろうと心得る。国民の命と暮らしに関わる問題に、弱腰で臨んではいけない。ここは政権与党の勇気を見せるべき局面(フェーズ)だと心得るがどうか。今回画像は、先日覗いて参った 当地東郊、徳川家康公ゆかりの地でもある岡崎公園の桜模様を少し。通る線路は 名古屋鉄道・名古屋本線。以下に関連記事を二件リンク致します。時事ドットコム分は今年初の配信だが、現在も記事価値は十分と思います。(時事「コメントライナー 」1/20付) 武器使用が可能となる中国公船に対して日本が準備すべきこと【コメントライナー】:時事ドットコム (jiji.com) (私的憂国の書様) 公明党は「平和の党」という看板を下ろせ | 私的憂国の書 (fc2.com)
その時は一戦交える位の覚悟を示さないと米国の協力も得にくいと思いますが。
それとも中国の発言は国内向けとの確証があるのでしょうか?
仰る様に、中国大陸は硬軟両面で攻勢に出る様ですから、我国としても
強い「守りの姿勢」を表しながら、決して不利益に繋がらなぃ様、米国他
とも上手く連携して対峙しないとという所でしょう。まずは お礼まで。
尖閣に対しての日本政府は弱腰の何物でもないですね。
自衛隊の演習など定期的に行えば、中国もそう簡単には領海侵犯などは起こさなくなると思います。
それに、国防予算も増やすべきと考えます。
一日も早く、憲法改正して自衛隊員の待遇も良くして上げて欲しいものです。
・尖閣問題は、現状では事態を悪化させるだけだと
拙者も思います。
自衛隊法を速やかに見直し、海上保安庁だけで対処が
困難になった場合の 自衛活動の範囲を少しでも拡げ
、我国の領土保全を確実にすべきです。安保予算を少
しでも拡充する事と、米軍との連携も課題です。
長期的には 仰る様に憲法改正も視野に入れ、自衛隊
各位の名誉と待遇の向上も図る必要がありましょう。
まずは お礼まで。