国会が、所謂森友・加計問題に加え 自衛隊日報を巡る不祥事も明るみに出て 騒然としている陰で、野党再編が進んでいる様だ。少し、一昨日の 某全国紙の記事を引用してみると・・
「『希望』を吸収し新党~民進方針 結成協議へ」
民進党は 4/7 旧民主党が 1998=平成10年に誕生した際の吸収合併方式(所謂 98年方式)を踏襲し、希望の党との新党結成協議に臨む方針を固めた。民進党存続の上で 希望の党が解散して合流し、新党を発足させる。民進の地方組織を、新党がそのまま継承てぜきるなどの利点がある。
民進、希望両党は、今月中旬に設置する新党協議会で 党名や綱領の検討に入る。民進は 協議会で 98年方式での合併を提唱し、希望側も受け入れる見通しだ。5月上旬の結党を目指して協議を進める。
政党助成法は 政党の合併に際し、複数の党が解散して新党を結成する「新設合併」と、存続する党が 解散した他党を吸収する「存続合併」の 2つの方法を定めている。98年方式は 存続合併に該当し、民進は、新設合併の場合に生じる政党支部解散などの 煩雑な手続きを回避できる。
民進党執行部は 来年の統一地方選と参院選を見据え、合併に伴う影響を最低限に抑え、既存の地方組織を生かして 新党の態勢づくりを急ぐべきと判断した。新党構想は、大塚耕平・民進代表が 同党出身者の再結集を目指して表明し、希望の党が 合併協議への参加を決めた。立憲民主党は呼びかけを拒否している。(引用ここまで)
こう申しては失礼かもだが、この新党協議は、何の目新しさも新鮮さもない。そうだろう。元々 寄せ集め民進党の連中が再結集するだけの話。「選挙互助会」と揶揄された「政策より政局」の従来姿勢に大きな変化はなく、むしろ立憲民主党に流れた左傾議員の勢力が減っただけ、その存在感は、反って軽くなった位ではないのか。
日本国憲法で「集会、結社の自由」も認められる事とて 最後にどうするかは党関係者、そして新党執行部の判断次第だが、旧民主や旧民進を上回る影響力は期待できそうにない。その情勢は、前述選挙が行われる来年も 大きな変化はないだろう。
関連でもう一つ。今度の土曜 4/14に、国会議事堂前で 左派野党と容共市民勢力が 実質騒擾ともされかねない政治思想集会を企図している模様。以下が趣意です。
「安部政権は退陣を!あたりまえ(実は左巻き)の政治を市民の手で!0414国会前大行動」なる題目(タイトル)で「日本の民主主義を根底から揺るがす公文書改竄(かいざん)、前理財局長・佐川亘寿氏は証人喚問で真実を語りませんでした。また、事件の鍵である 安部昭惠氏を含む関係者全員の証人喚問は必須です。4/14(土) 14時から国会議事堂前で 真相解明を求め 抗議行動を行います」
この行動の賛同者には、左側の著名人が結構名を連ねているらしい。一応の注目は、朝日、毎日、東京の主要三紙に、紙面の半分強を占める大判広告が出た事だろう。一般カンパや募金などでは到底間に合わない 高額な広告費を要するはずだが、これについては複数のネット記事より、背後に大企業或いは大手労組の様な有力スポンサーがつき、為に実現できたのではとの指摘がある。
安部政権は、決して「あたりまえ」の政治を 全て軽んじていた訳ではないと心得る。「森加計」はともかく、自衛隊日報の不備などは 同政権の代だけの問題ではなく、ずっと以前からの可能性もある。前掲の趣意からも、主催者勢力は「アベ政治を許さないなら 誰政治が良いのか言え!」の 我々の問いにも満足に答えていない印象だ。つまり、複数の有識者各位が主張される様に、戦後の長きに亘り ずっと孕んで来た病巣の様な問題が、安部政権の時季に一気に噴き出した膿の様な所があり、不祥事の証拠を握る 安部政権の対立勢力が 報道メディアも利用して、タイミングを計って表にしたという所ではないだろうか。だとすれば、前述の様な 扇情的広告を安直に載せる様な事をした、大手新聞社の見識も疑わざるを得ないではないか。
つまり、民主政治の正常化との美名の下に画策された、反政府闘争の所が大きくあるという事だ。民進、希望の両党が目指す、来月発足見込みの新党も、又この運動に与しようとしている。日共、社民辺りが画策する、野党連携に 立憲民主共々あっさり取り込まれてしまう可能性も、ゼロとは言えないだろう。自由民主・公明連立が全て正道とは到底言えないが、我々有権者は 双方が抱える芳しくない所も見極めて、選挙などの意思表示を 引き続き慎重に行う必要があるかと心得る。今回画像は、昨春 新潟・福島両県境付近の公園で見た、桜花の様子。背後を行く JR磐越西線には、冬場を除く土休日には、蒸機も姿を現します。
左翼マスコミがいかに盛り上げようとしても国民が無反応なような気がします。
仰る様に、今回の民進~希望の両党合流は、元々が同じ
会派のそれだけに、何の感動も新鮮さもないというのが、
拙感想であります。旧民進党内左派は、ほぼ全てが立憲
民主党に向かったので、精力的には旧民進を確実に下回
る事でしょう。
そんなあり様では これもお言葉通り、左翼メディアが
大騒ぎしたって、国民多数は反応しない事でしょう。
まずは お礼まで。
おはようございます、
>民主政治の正常化との美名の下に画策された、反政府闘争の所が大きくあるという事だ。
あなたの言われるとおりだと思います、唯、政権に苦言を呈したいのはメリハリのない事、
野党議員の不祥事に手が打てないへっぴり腰なのに国民には一強傲慢だと印象づけられた。
実際は安倍総理はじめ政権を舐めまくっている、これは政治家だけでなくマスゴミに顕著な傾向です。
残念なことは総理周辺に気骨のある政治家がいない事だと思います、幹事長人選がダメでしたね。
反日国家のモノと金が効いているのでしょうが、日本人の堕落がここまでとは驚きです。
いまだモリカケ更に自衛隊日誌問題、すき放題するなら政権は不退転の決意で野党不祥事を追及するべきです。
日本国打倒に舵をきるマスゴミと反安倍の官僚機構にも毅然とするべきでしょう。
あなたの貴重なご意見と揺ぎ無い姿勢に敬意を表します。
仰る通りで、今日の国会を見ましても 野党のクレイマー志向は
全く説得力がありません。これは 朝日新聞など左傾メディアも同じ事です。
政権与党の 応じる姿勢も芳しいとは言えません。
貴指摘の通り、毅然とした信念と気骨のある人物の不在が
事態を悪化させていると心得ます。
そう言う所が一向に見直されない為に、左派野党から
反政府闘争の様な出方をされる風(ふう)が感じられて
ならないという訳です。
「揺るぎない姿勢」は、拙者も本気で目指さないと、
の思いはありまして。ただ、末永く持ち続けるのが困難は事実。
今は、まだ少しでもぶれない事を目標に 進むべきか
と考えております。その為には、貴見解含め 幅広い
層の思考に触れ 拙見解を固める必要あるのはご存じ
かと心得ます。まずは お礼まで。
それも いわゆる 「ろうそく(キャンドル)デモ!」
韓国で朴槿恵政権を打倒したロウソク・デモに日本もならおうとしていると言って
韓国のマスコミが大喜びしもてはやしているとか・・
デモのプラカードに日本人は使わない簡体字があったり
ハングルが見られたり
日本人なら決して間違わない漢字をプラカードに書かれてたり・・・
これって日本人が真似てるんではなく 明らかに
アチャラの方が入ってる!
ってことでしょう!
それが判ってるのにマスコミはそれを報道せずに
国民が・・・って流してる。
それを何も考えずに単純に真に受けて信じてる日本人
こんな流れで安倍政権をつぶされて良いのでしょうか?
憲法改正が遠のいて良いのでしょうか?
毎日腹立たしい気分でテレビを見てます。
「明らかに偏向」と揶揄された 大手三紙の広告効果
も一定はあったらしくて、土曜の議事堂前は、結構な
人出の様でしたが、残念ながら主催側の言い分と実数
は、かけ離れていた様です。それも一桁は確実。失笑
持参の看板とかは仰る通りで、日本語でない 怪しい
それも多々あった模様を、拙者も聞きました。
こうなりますと、どこの国人の抗議行動なんだ?と、
疑念の一つも挟みたくなりますね。我々は日本人。
政権批判にしても、その立ち位置を逸脱した様な勢力
に、与する訳には参りませんよね。まずはお礼まで。
この所の安部自公政権のあり様は、それは芳しくない
のは事実です。ただ、辞任要求にしても頃合いがある
のも事実です。
安部政権の功罪両面を、今の様な状況でも冷静に分析
し、次の政権の見通しをつけた上で、辞める様求める
見識が、我々国民市民の側にも厳しく求められている
という事です。
まず与党に「ポスト安部」の考えを、現実を踏まえて
誠実な説明を迫るべきでしょう。次期自民党総裁候補
は何人も居られるんですから、国民市民が多数で声を
上げれば、それは動かざるを得ないでしょう。
野党側への政権交代は、それでも見通しが利かない時
のオプションであるべき。
何でかと言えば、貴方は或いは認めたくないでしょう
が、現状野党は「政策より政局」状態。重い政治責任
を担える状況にはありませんから。
拙方も、今の安部政権を そのままで支持する者では
ありませんが、かと言って 何らのけじめもつける事
なく辞めさせるみたいな 左派論調にも与するつもり
はありません。拙見解につき、貴方の受け止めは自由です。
最初の威勢よりは、ブレた続編で「?」の趣もありですね。
支持政党云々は、あくまで貴方の信条次第。拙方は、日共、社民みたいな左派野党は、初めから支持しないだけの話。
「立ち位置が違う」とは、そういう事です。以上