Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日中正常化 50年?との向き合いは

2022-10-01 22:59:51 | 国際・政治

この 10月も、拙ブログを宜しくお願い致します。今月記事を始める前に、又も先日の安倍元総理に続き 民間の有能なお二方に弔意を申さねばならなくなった。昨日と今日訃報を聞いた 噺家(はなしか)・六代目三遊亭円楽、国会議員の履歴も持つ格闘家・アントニオ猪木の各位である。賛否はあろうが それぞれの道で技を磨き、精進を重ねた方々。今年 2022=令和 4年は、誠に惜しい人物複数の命を召し上げる感があるのは考え過ぎか。とまれ今は、静かに各位のご冥福をお祈りする事としたい。

本題です。拙個人の趣味レベルでは 我国鉄道開通 150年なる慶事を控える。それに因むものか 2011=平成 23年の水害で長期普通となっていた 福島県下のローカル路線・只見線が存続困難な状況を乗り越え、運転再開に漕ぎ着けたのもその一環かも知れない。一時車輛の不調もあって 初日運転ダイヤが乱れるなどのハプニングもあった様だが、まずは再会を祝い、今度こその長きに亘るつつがなきを祈念したい。

もう一つ、今年は日中国交正常化 50年に当たるとかで、東京と中国大陸の首都・北京の双方で記念式典があった模様だが、昨今の 特に沖縄地域と海域での緊張などもあって 盛会とはならなかった様だ。拙者も 50年の節目だからといって、盛大に祝ったりする状況ではないと心得るものだ。以下 先日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「日中国交正常化 50年、岸田首相と習主席が祝電を交換・・都内で記念行事」

岸田首相と中国(大陸) の習 近平(しー・じんぴん)国家主席は 9/29、日中国交正常化 50年にあわせ、祝電を交換した。同日午後に東京都内で開かれた記念行事で公表された。首相は今後、覇権主義的な動きを強める中国(大陸) との関係改善を慎重に進める考えだ。

首相は祝電で「日中関係は 様々な可能性とともに、数多くの課題や懸案にも直面している」と指摘した上で、「国交正常化を成し遂げた原点を思い出し、日中関係の新たな未来を切り開いていくことが重要だ」と呼びかけた。「今後の 50年も見据え、建設的かつ安定的な関係の構築を進めていきたい」とも強調した。

習氏からの祝電では「中日関係の発展を非常に重視しており、新しい時代の要求にふさわしい関係を構築するよう牽引(けんいん) していきたい」とのメッセージが披露された。

記念行事は、経済団体連合会を中心に設立した実行委員会が主催した。首相は招待されていたが「まだ全面的に祝う状況ではない」(政府高官)として出席を見送り、林外相が政府を代表してあいさつした。中国海警局の船が尖閣諸島(沖縄県石垣市) 周辺への領海侵入を繰り返し、台湾情勢も緊迫するなど、多くの懸案があるためだ。

政府は 11月の主要 20カ国・地域(G20) 首脳会議などを活用した首脳会議の可能性を模索している。松野官房長官は 9/29 amの記者会見で、首脳会議について「現時点で決まっていることはないが、今後とも対話を継続していく」と語った。(引用ここまで)

今回式典に出席を見送った 岸田総理の判断は一応評価する者だが、式進行が 媚中志向を指摘される 林外相が主導したらしい所がやや心配だ。それとやはり 一々名指しは控えるが、歴代自民媚中勢力が顔を揃え、中共政府・習指導部の一方的容共をそのまま通しそうな気配にも不興を感じざるを得なかった。

経済面で、現状我国の貿易相手国第 1位である事実は認めるも、産業情報面を含めた安保分野での警戒強化を図らざるを得ないのも 又事実ではないのか。振り返れば日中国交正常化当時、田中角栄政権時の 大平正芳・元外相は「日中国交正常化当時の祝賀ムードは長くは続かない。中国(大陸) との間柄は、相手に力がつけば それまでの様に簡単な事では済まされなくなるだろう」の旨 表明されたやに聞く。

現状は ほぼ大平元総理・元外相の予見通りで、我国の長らくに亘る政府開発援助 ODAを含めた様々な援助を利用して経済発展を遂げたは良いが、今や沖縄・尖閣海域を含む安保面は緊張の度合いが増し、又 台湾関係の問題や G20などの国際会議でも対外発言力が増すのは良いが、新空母複数などに表れる軍備の情報なども 対日脅威が増す事が伝えられている。ここは 今回末尾にリンクする、先日の産経新聞社説「主張」でとりあげられている様な 一定の敬意の一方で 為すべき防備は勇気を持って施して参る姿勢が大事なのだろう。今回画像も振り返り恐縮。過日の JR名古屋駅にて目撃した、東海道・山陽新幹線上下列車の邂逅の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「産経新聞 9/29付」【主張】日中国交50年 関係を根本から見直せ 経済・学術界も安保の視点を - 産経ニュース (sankei.com)


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