コナサン、ミンバンワ!当地名古屋は、昨日も梅雨が嘘の様な晴天。知友の一人のご報告によると、どうも雨域は北日本と沖縄辺りへ行ってしまっているらしい。当地が雨がちの気候となるのは、どうも今週末よりとなりそうである。と、言う所で、この時期の低能読物「真夏の厠」物語の今夜は第3話と言う事で・・・。
偽!桃太郎より厠の点検を命じられた猿と青鬼。返事だけはした上で、笑い合いながら厠へと向かう。
猿「まあ、バレない様に、適当に処理しとけば良いでしょう。」
青鬼「そうやね。どうしても汚れとか撥ねのあるとこだけ掃除すりゃ良いのでは?」
2匹は、ざっと厠を見回して、それらしい数か所を拭き掃除。
猿「さて、雑巾をすすいで終わりにしよう。」
青鬼「それは良いけど、丁度ちり紙が切れておるみたいやな。よしっ、拙者が取って参ろう。」
猿「それじゃ青殿。掃具の手入れは俺がしとくから、ちり紙の方は宜しくね。」
青鬼「心得ました。では、ちょっくら・・・。」
こうして、短時間ではあるものの、2匹は数分程、現場を外す事となったのだが、戻って来た所で、本当は見ない方が良いものを発見してしまう。
2匹「いやー、これで厠の件も一件落着や。もう一度見まわしてっと・・・ありゃ、何だあれは~!?」厠へ戻った2匹が良く見ると、大の器のすぐそばに、白い下着の様なものが丸めて置いてある。先に見つけた青鬼が、見てみようとした所・・・
青鬼「一体何者だ・・・ぐわッ 臭っせぇ~!この布ウ〇コ付いとる~!」
猿「長めのとこ見ると、僅かな間に、誰かがウ〇コ付き褌を仕掛けて来やがった・・・かな。苦笑」
本当は嫌いではないとは言え、中々厠の問題より解放されない2匹。笑
その頃、広間では・・・。
赤鬼「ま、始末は奴等に任せて、そろそろ厠の面白話でも始めますかな。」
偽!桃「そやな。誰かネタを提供してくれよ。」
犬「お館もお人が悪い。我々の恥ずかし話をお聞きになって、そんなに楽しいんですか?」
雉「そう仰って、意外に面白ネタをお持ちだったりして~・・・笑」
偽!桃「しゃあないな。それじゃ、俺がエテ公連れて、駿河の大井渓谷へ参った時の話でもしてやるとするか。」
猿+青鬼以外の3匹「はいッ お聞きしましょう。これは面白そうだ!」こう言う時だけ、真剣に人の話を聞こうとする困った面々であった。これでは、猿や青鬼と大差ない様な気がするが・・・苦笑。 (以下次号)