コナサン、ミンバンワ!「社会保障と税の一体改革」とは名ばかりで、消費増税案が先行する有様だが、その法案の衆院通過をさせた政権党、民主党が事実上分裂した。元代表 小沢一郎さんは、消費増税に反対の上、賛同する若手中心の議員 数十名の方々と共に、新党立ち上げへと動く様だ。不透明な政治資金の扱いを巡って起訴の最中であり、又、同じ増税でも先の震災復興向けのそれには反対しなかったので、やや矛盾を感じる方もあろうが、同氏の起訴自体が、検察審査会の手続きを経たとは言え、国策捜査の影が付き纏う所もあるので、どうか真実を語り、その上で政治面にても、信念ある言動をお願いしたい所。そうでなければ、結局は自ら立ち上げた政党を作っては壊す、「ただの壊し屋」の不良印象を拭えないであろう。年内の、衆院解散総選挙の可能性が高まり、政界再編の可能性も取り沙汰されているだけに、新党などの扱いは、慎重を期して頂きたいものである。
さて、梅雨特集読物「五条河原落書」 今回は第8話。前夜、母堂の消息と所在の情報を得て、紀の国へ向け旅立たんとする偽!弁慶を見送るべく、再び五条大橋上に立った大黒と義経の、各偽者。留守中の簡単な打ち合わせの後、いよいよ出発の時が迫る。
偽!弁慶「陛下。拙母についての、これまでのお取り計らい、改めて有り難き事と心得ます。このご挨拶が済んだら、一路向かいます。」
偽!大黒「ああ、堂々と行って来いよ。母堂とは、上洛の日取りなんかも打ち合わせて来いや。留守中は一切心配ない。時々、我々が覗いてやるからな。今日は、この後雑用なんで無理かもやが。」
偽!義経「道中つつがなきを祈る。後、10日ちょっと位かかるやろうから、真ん中辺りで、一度便りでもよこせや。お主の留守は、俺も気にしておいてやるからな。」
偽!弁慶「殿も、有り難き事にござります。お便りの件、心得ました。拙居所の事は、せいぜい宜しくお願い致します。」
と、言う所で、偽!大黒の携帯が鳴った。
偽!大黒「はい。あ、上方かよ。この後そっち行くが、姐御の方は良かったかな。うん、予定通り『さやか』ちゃんな。よしよし。コスはと・・・そーか、ミニの制服やな。何?ブレザーの用意ができたっと!良くやった!馬の刻より半日でな。脚は生はあかんで。ハイソでもルーソでもええけど、どっちか履かせよ。他の下着か?そりゃ彼女に任せるわ。後、悪戯用の筆を宜しくな。よっしゃ!全て順調や。そいじゃ、後で!」 これが、偽!大黒の「午後の雑用」の実態であった。苦笑
偽!義経「ふーん、大黒様。明るい内からお楽しみですか。所謂『昼サロ』とか言う奴ですかね。」
偽!大黒「いやいや、こりゃ特殊按摩よ。所謂『ヘルス』って奴。本番は一切なしよ。余り過剰に期待しなさんなって。苦笑」
偽!弁慶「ですが陛下、所謂本番とかがないってのが、反って興味をそそりますな。後日、拙者もご一緒してもよろしいか?」
偽!大黒「ああ、そなたの身辺が落ち着いたら、一度行ってみるか。じゃ、この辺で。ワシは、そっちの趣向だもんで、各方面よりは『変人』とか『ヘンヘン』とか呼ばれとるのは事実や。そっち系は、いつも気になってしゃあない。何故ならワシは、変人やから~、何故ならワシは、変人やから~、何故ならワシは、変人やから~・・・」そう言い残し、偽!大黒はヒラリ!と橋の欄干に飛び乗ると、次の瞬間、河原へと飛び降り、一瞬の内に姿を消した。
偽!義経「まあ『変人』は分っておるが、近道だからって、何もあんな所から行かぬでも良いに。」
偽!弁慶「恐れながら申せば、拙者には陛下が何となく 『変人』=誤、『変態』=正、と言う風に映りましたな。」
偽!義経「ハハハハ、まあ『当たらずと言えど、遠からじ』ってとこだな。俺も思ってはいたが、言葉に出すのは憚った。まあ、ここだけの話って事にしようじゃねえか。じゃ、気をつけてな。」
偽!弁慶「心得ました。殿もどうかつつがなく。」
昼前、2人の武者は、橋の東西に別れた。
以下次号。本編は、フィクションであります。
納税しません。
1本100円のジュースは、1本いくらで仕入れてるのでしょうか?
それにかかる消費税はいくらでしょう?
儲かっているお店に消費税を支払えば
私の5円以上に納税していただけますが
赤字のお店に支払った
私の5円は、いったいどこにいくのでしょう?
お言葉の、単価100円、消費税込105円のジュースの例を見ると、この手の飲料の仕入れ率、つまり歩留まりは、品物によって差があるのは事実ですが、多くは5~6割位ではと思われます。
そこで、仮に歩留まりが6割としてのご返信ですが、仕入れ単価60円、消費税込63円と言う事になり、仮受分ー仮払分の差引2円が国庫と地方自治体に収まる訳ですね。
ただ、品物が、仕入れ値を下回る、所謂「おつとめ品」なんかですと、貴指摘の様な問題があるのも事実です。
前述の様に、仮受ー仮払の計算で行けば、消費税額も当然マイナスとなり、これは仕入れコストに埋まってしまう事になり、課税の意味がなくなってしまう場合があるのも事実。更に、会社や商店の経営費用には、人件費とか事業所が賃貸の場合の家賃みたいに、消費税の対象にならない項目もありますから、それらを含めて赤字だった場合、消費税の納税義務が消えてしまう問題があるのも事実です。
こうした所は、会社や商店の一方的な申告に任されているのが現状ですので、財務当局が、これから公平な税金の負担の為に、どの様な有効な対策を打ち出せるかが、1つの大きな課題ですね。
納税に欠かせない、帳票類を公正に記録させ、納税に不正がない様図るとか、それでもダメなら、欧米の多くで実行されている様な、品目毎の税額伝票の採用に踏み切るとかの判断も必要かと思います。今、お答えできるのは、こんな所・・かな。