Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「取捨選択」の大切さ

2009-06-14 17:48:00 | インポート
2009=平成21年6月の第2日曜日、当地名古屋はまだ梅雨の中休みが続き、晴天の一日でした。どうやら雨がちとなるのは、今週の終わり頃からとなりそうです。

さて、折々広報されている様に、TV地上波放送の完全デジタル波移行まで、後約2年となりました。現在でも全国の多くの地域にて放送開始していますが、これに伴って2011=平成23年7月途中までに、現行のアナログ放送が打ち切られる事となります。
デジタル放送の先輩格、英国にては既に先年デジタル化を終え、米合衆国にても先日移行を完了した様ですね。一部の世帯にて、対応機器の普及が間に合わない事態が生じた様ですが、そうした所へも機器を安価に購入できる措置が講じられている由で、一応は大きな問題なく移行ができそうな印象を受けます。

TV地デジこと地上波デジタル放送受信の為には、受信用のチューナー(以前、コンバーターと呼ばれていた記憶有)を追加するか、受信機能を搭載した録画機器を接続するのいずれかで、現行のアナログ用受像機でも受信可能である由。前者なら現状実勢\20000前後以下、後者でも安価な物であれば実勢\40000前後にて入手できる様です。又、一戸建て住居などの場合、極超短波UHFのアンテナ設備が未了の場合は、新規設置する必要がある様です。
技術進歩と、新型機種登場に伴うコスト・ダウンの効果により、通常なら月日が経つ程価格が下がる傾向にあるのは事実ですが、移行前年となる来年以降は、駆け込み需要などもあってそれが鈍化する可能性も考え、現有の録画機の経年もあり、思い切って機器購入する事としました。とりあえずは受信できれば良く、受像機は今年末までに少し大型にする事も考えて先送りする事としています。

拙居所は、既に一昨年までにTV地上波デジタル放送に対応すべく共聴アンテナ改修を終えていますので、説明書を参考に接続して画像をチェック。
まず、映った画像は極めて安定しており、これまでのアナログ放送に間々あった、ぶれや二重映りなどが些かも見られないのは流石進歩の成果であると思いました。まあ機器購入やアンテナ改修などの負担を強いられている訳ですから、当然な面もあるのですが。
それと、現在の放映TV局名やCHなどが文字にて表される機能も、配慮があって好いと思います。気になれば非表示にもできる様で、その辺りは必要に応じ使い分ければ良いでしょう。又、地上波デジタルの画質さえも不満のある向きは、衛星デジタル放送やハイビジョンと呼ばれる超高画質の放送に、別途加入すれば良いと感じるのは私一人ではないと思います。

録画機の取扱説明書によれば、TV地上波デジタル放送には、電話やインター・ネットと接続して視聴者参加TV番組への放送と同時、つまりリアルタイムでの関与を可能にしたり、通信販売の速達化を図ったりする機能もある様ですが、これらも又、視聴者自身が熟考の上、必要に応じて選択する知性が求められると強く思います。
確かに、今までよりずっと楽しめるし、新たな情報源=メディアの可能性を秘めてもいるTV地上波デジタル放送ではありますが、見方を変えると電話やインター・ネットなどで露見している金銭的、経済的トラブルなどが、放送にても起こり得る事を示唆しているとも思うのです。
そうした負の問題をも考え、どんなに技術が進歩し便利さが向上しても「自らにとり、何が必要で何が大切か」と言う、かけがえのない視点を忘れてはならないと思う次第であります。*(テレビ)*

コメント
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