金城隆展氏が「踏みとどまる倫理のススメ」~困難な事例への向き合い方~のタイトルで講演がありました。
・善と悪は簡単に線引きができない。
・中庸としての勇気という徳
・中間で踏み止まり右往左往する倫理
・倫理は中間にある!中間に踏みとどって考え続ける
・みんなで決める。手順を踏んで決める。
金城先生のお話しは二度目。奥が深く、思慮が及ばないこともあります。でも、幸運なことに、自分の人生の歩みを振り返ることができ感謝する時間をいただきます。ひとりよがりにならず、よく考え、行動し、感謝の気持ちを忘れない。
まだまだ「よい実践」には活かしきれませんが、心身が洗われる気がします。
二日目は、金城先生のファシリテーターでグループワークです。
『カード式の事例検討法』とは、カードを使って模擬的に倫理委員会や病棟カンファレンス、担当者会議、ケアカンファレンスを再現した上で、参加者が自ら考えて情報を収集し、協働して再構成した事例を倫理的に検討し、「何をなすべきか」を考える、ゲーム感覚の参加型・問題解決型の事例検討方法です。
ファシリテーター、記録者、発表者・・・凄い!
みんなでステキな議論、ワークができました。