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障害者福祉の父」糸賀の思想に脚光 生誕100年!

2014-08-02 12:46:39 | Weblog


障害者福祉の父」糸賀の思想に脚光 生誕100年

糸賀一雄の生誕100周年を記念して刊行された論文集「生きることが光になる」。
福祉関係者らの注目が高く増刷された
糸賀一雄の生誕100周年を記念して刊行された論文集「生きることが光になる」。
福祉関係者らの注目が高く増刷された 戦後間もなく大津市に知的障害児らの施設「近江学園」を設立し、「障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄(1914~68年)の生誕100年を記念した論文集「生きることが光になる」が、全国の福祉関係者や研究者らの注目を集めている。
糸賀の思想の今日的意義を多面的に評価した内容で、当初予定になかった増刷も行われた。実行委の関係者は「業績が再び脚光を浴びた」と歓迎している。

 論文集は、滋賀県などでつくる記念事業実行委員会が3月に発行した。
一般公募の論文34点の中から選ばれた最優秀作、佳作など4点、福祉分野の研究者らが著した13点を収録した。

 公募論文は大学教授や特別支援学校の教諭らが執筆。
障害児に人格発達の権利を保障する糸賀の思想について憲法学の観点から評価したり、糸賀の著作や近江学園などでの実践を踏まえ、障害児が発達への可能性を秘めていることの重要性などを指摘している。

 県や糸賀一雄記念財団(湖南市)によると、3月に1500部を発行して全国の図書館、大学などに千部を配布し、500部を一般販売したところ、県内外の福祉団体や研究者から注文が相次いだ。県外の福祉団体から「職員の研修に使いたい」と要望があるなど、まとめて複数冊を購入するという。

 その後も注文が続いて在庫がなくなり、実行委は6月に500部を増刷した。同財団は「糸賀に関する研究論文を一冊にまとめた書籍は初めてではないか。その普遍的な思想に触れ、いじめや虐待など現代の問題を解決する手がかりとしても役立ててほしい」としている。

 350ページで1500円。申し込みは同財団TEL0748(77)0357。

(【 よんななニュース 2014年08月01日 08時59分 】)

糸賀一雄さんは他界していて、直接、会ったことはない。
知的障がい児・者の支援の仕事に飛び込んだ頃、先駆的な実践地にあこがれて、近江学園やびわこ学園など訪問して学ぶ機会をいただいた。
糸賀さんの弟子になる田村一二先生や池田太郎先生に、会ってご指導をいただいた。
書籍も愛読させて頂いた。
是非、当時から先駆的な支援をされて、今日の礎を築いた方々の貴重な体験を伝えてほしい。
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