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保育所の86%で非正規雇用 公立顕著、2人に1人!

2012-11-09 12:39:41 | 児童福祉に関する日記
年賀状を購入した⇒柿の収穫もやらねばならない⇒冬支度へまっしぐら

保育所の86%で非正規雇用 公立顕著、2人に1人
 非正規雇用の保育士が増え、2011年度には全国の公私立保育所の85・9%で働いていることが9日、全国保育協議会(東京)の調査で分かった。
非正規の保育士を雇用している公立保育所では2人に1人に達しており、私立に比べ多さが顕著。地方自治体が厳しい財政状況から人件費抑制を進めたためとみられる。
子育て支援の現場で不安定な働き方が広がっていることに懸念の声も上がりそうだ。

 背景には早朝や夜間を含む長時間保育など保護者のニーズが多様化し、短時間パートの保育士を雇って対応せざるを得ない実態もある。

 調査は昨年10月から今年2月にかけて実施。8205施設が回答した。
(2012/11/09 09:57 【共同通信】)

これでは「人材育成」や「保育の質の向上」など図れるわけがない
労働組合などに結束する人達もどう考えているのか?
深刻な状況ではないのか?いっこうに表面化しないのはどうしてなのだろうか?
現状の理解を求める活動が無ければ、一般市民や国民はわからない。
また、労働組合員だけの問題と捉えると広がりや共感を得られないような気がする。
保育所だけでなく障がい児・者施設、高齢者施設、介護事業所においても雇用や待遇面で厳しい状況は続く。新規採用や正規雇用がなければ新卒の学生達も敬遠してしまうのは当然だ。
7~8割が非正規雇用、臨時職、パート・・・ということになり、将来性は淋しい限りだ。
一方、社会福祉法人等が潤沢な財産・資産を持っていることも矛盾点を感じる。
聖域なき改革は重要な課題だ。
全てをオープンにした上で、児童のためにどうなのか?障がい者のためにどうなのか?高齢者のために?利用する側のためにどうなのか?
それ等を精査したうえで、働く職員のためにどうあるべきか?身分は?待遇は?将来は?・・。
そして、法人や経営の理念やスタンスはどうなのか?中長期計画はどうなっているのか?
今の現状をリセットして考えてみたい気がする。
福祉施設の主人公を忘れて自己中心的な経営オンリーにすすんでいく風潮にストップが必要だ。
コメント (1)
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