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仮設 水道管凍結相次ぐ!

2012-01-14 12:46:01 | 東日本大震災の情報
野球殿堂入り北別府投手(元広島)、津田投手(元広島・故人)

仮設 水道管凍結相次ぐ
寒さ今季一番 盛岡・藪川 氷点下21度
 県内は12日、上空に強い寒気が入り込んで厳しい冷え込みとなり、盛岡市玉山区藪川で最低気温が氷点下21度となるなど、36の観測地点のうち28地点で今季一番の寒さを観測した。
沿岸の被災地も例年より5度前後冷え込んだ。
県によると、沿岸の仮設住宅から「水抜きをしたのに水道管が凍結した」との相談が150件寄せられたという。

 氷点下10・6度の最低気温を記録した大槌町小鎚の小鎚第4仮設団地では、台所や風呂、トイレなどで水道が使えなくなった。

 菊池妙さん(71)方では朝から台所の水がストップ。
修理業者を呼んでも来ない中、「解凍お願いします」と手書きした紙を玄関に貼った。「トイレや風呂も使えなくなったら困る。早く水道屋さんに直しに来てほしい」と心配そうだった。

 宮古市のグリーンピア三陸みやこの仮設住宅でも水道管の凍結が相次いだ。
住民の大棒レオ子さん(64)は「朝は水が出ず、お風呂の残り湯をトイレで使った。
洗濯機につながる水道管が凍っているのか、夜になっても水が出ない」と困惑。「近くにコインランドリーもない。元栓を締めて寝たのに」と頭を抱えた。

 同じ仮設の主婦(59)は「明朝も心配。たらいや鍋に水をくんで寝たほうがいいかも」と話した。盛岡地方気象台によると、寒さは13日まで続くという。
(2012年1月13日 読売新聞)

担当者から、教えられた通りに「水抜きをしたのに水道管が凍結した」・・。これはガッカリだ。
仮設住宅の水道管の凍結の心配は、予めわかっていたことだ
一般住宅だと、地中深く水道管を埋めて、温熱コード線を巻き、水道管の立ち上がり部分にも温熱線を巻き対応するように工夫するのが一般的であると理解する。
応急仮設住宅は、独特な構造になっているようで、一か所凍結すると皆、凍結してしまうとか?。
水道管が外にむき出しになっているので凍結しやすいとか?。
温熱線などを後で巻き付け、設置したものと思われる。配管がビニール系だと熱が伝わりにくいため効果はないわけだ。よく立ち上がり部分を凍らせてしまうが、最新の工夫があるはずだ。
仮設住宅の建設を請け負った事業所や場所等によってバラバラなので、取扱い方も大変だ。
晩秋に、事前の説明もし各仮設ごとに実地指導も行ったと聞く。想定外の「今季一番の寒さが観測」されれば凍結してしまう訳だが、その対応策についても迅速に対処して頂きたいものだ。
「風呂の追い焚き」に次ぎ、水道管の凍結の問題は深刻だ。声を大にしていかなければ伝わらないもどかしさがある。意見をまとめて要望することが大切だ
岩手県の沿岸地区はこれから益々寒くなる。積雪があり、これが凍結すると厄介だ。こうした予想を前提にして検討して頂きたい。
コメント (1)
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