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介護士ら夏に来日で最終調整 インドネシアとの協定承認!

2008-05-20 11:29:30 | 追跡!外国人介護士・看護師の状況?
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「介護士ら夏に来日で最終調整 インドネシアとの協定承認」
インドネシアから介護士と看護師を受け入れることなどを盛り込んだ経済連携協定(EPA)が16日、参院本会議で承認された。政府は近く具体的な手続きに入り、7月にも受け入れを開始したい考えで、インドネシア政府と最終調整を続けている。

 協定は昨年8月に両国が署名。大筋では合意していたが、最近になって看護師の待遇などをめぐりインドネシア側が不満を示しているという。日本側はジャカルタで折衝を続け、16日中にも合意にこぎつけたい意向。

 協定による受け入れ枠は2年間で介護士が600人、看護師が400人。順調に進めば、来週から両国でそれぞれ来日希望者と受け入れ希望施設を募集。両国の仲介機関を通じて求人施設と求職者の組み合わせを決め、7-8月には介護士・看護師の候補者が来日する運びだ。

 候補者は半年間、日本語などの研修を受けた後、受け入れ先の病院や老人ホームなどで看護師の助手や介護職員として働くことになる。(2008/05/16 【共同通信】)

「看護や介護、インドネシア人受け入れ・日本政府が覚書に調印」
 【ジャカルタ=代慶達也】日本、インドネシア両政府は19日、ジャカルタで経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア人看護師・介護福祉士の受け入れを正式決定する覚書に調印した。これを受けて、厚生労働省と傘下の社団法人の国際厚生事業団は同日、受け入れを希望する国内の医療・介護施設の募集を開始。7月末にも受け入れを始める。

 インドネシア側は同日から看護師・介護福祉士の募集を始め、選抜試験を経て派遣者を決める。初年度の派遣数は看護師が最大200人、介護士が同300人。スパルノ労働・移住相は「積極的に技能者を派遣する考えで、受け入れ枠や職種を拡大してほしい」と要望した。(12008/5/9全国紙)

フィリピンが先かと思っていたが、協定承認等の調整が遅れてインドネシアの方が先行したと言う。
本格的に、介護や医療の分野にインドネシア人の介護士、看護師の受け入れが始まる。上記の2つの同じ記事からまとめると、
①1年目は看護師200人(2年間で400人)、介護士300人(2年間で600人)。
②7月から8月にかけて、希望者が来日し半年間は、日本語の研修を受講すること。
③その後、日本の病院や老人ホームなどの医療や介護施設で助手や準介護士等として働く。
④国家資格である看護師や介護福祉士の資格取得をめざすこと。
⑤日本の社団法人「国際厚生事業団」が、本人や受け入れ先との関係調整を図る。
日本とインドネシア両国間の経済連携協定(EPA)に基づくものだが、①雇用条件や給料など待遇面②日本語を学ぶ、医療や福祉・介護の勉強をする環境など③資格取得を目指す支援やケアなど④人とのコミュニケーション?⑤受け入れる側の理解・環境は?⑥国・厚生労働省の支援・見守り体制?⑦国際厚生事業団のスタッフ?等など、限りなく不透明な問題点が明確にされていない。
外国人労働者をめぐる問題では、研修生か労働者か、アルバイトか正規雇用か、期限付きか等、立場によって解釈が違い、トラブルが絶えないと聞く。
せめて、医療・福祉・介護の分野では、両国の信頼の基で、円滑で良好な雇用関係や人的交流が行われるように期待したい。日本にとってもよい成果が得られるように祈願したい。
コメント (4)
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