Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

今季ベストゲーム(16節仙台戦)

2020-09-13 21:34:43 | マッチレポート20'
よっしゃぁぁ、知念祭りだ!!BGMはもちろんDO-DO FOR MEだぜっ!!ワチャゴナしようぜっ!!


パーフェクトに近かった前半も良かったし、仙台の息の根を止めた知念も素晴らしかったし、スプリントし続けた達也も最高だったんだけど、冷静に考えてこの試合の勝因は後半頭からシフトチェンジしてきた仙台の猛攻をチーム全体で凌げたことだと思う。前半の出来からして15分も凌げば仙台の足は止まるだろうと思ってたけど、予想以上に仙台の猛攻は長く続いたし、予想以上にその圧は強かった。本当に危ないシーンもあったけど、体を寄せて耐え続けて、選手交代も活用して強度を落とさずやり続けた結果がこの完勝劇に繋がった。仙台の猛攻の流れが切れるきっかけになったのが関口の恥ずかしい発言というオマケ付きだったのは予想外だったけどね。あれはまさにお前が「恥だよ、恥」。ベテランがあんな発言しちゃうのマジでキツいな。


前半はやりたいことがやりまくれて本当に楽しかった。仙台の3トップ外側の石原とジャメのプレスのかけ方が中途半端だったので、三竿→香川、智輝→達也への長めのパスだけで簡単にプレッシャーラインを突破してチャンスを作れた。特に左サイドは見ていて楽しかった。象徴的なのはゴールシーンだけど、よくボールが動いたし、パスを出した後の動きも活発だった。ディフェンス面も含めて三竿さんの躍動ぶりはMOM級だったし、也真人の狭い局面を崩そうとするアイデアと積極性は本当にワクワクする。香川のシュートが決まっていて後半をもっと楽に運べてたら本当にパーフェクトだったんだろうけど、良い内容で進めてゴールまで獲りきれたところだけでも進歩してると思う。


そして知念慶。4日前多くの大分サポーターが心配してしまうような冴えないプレーぶりで、ゴールに迫れないどころか失点のきっかけにもなってしまっていたわけだけど、そんな心配を払拭してくれるような力強い1G1Aだった。とにかく思い通りにいかずに悩んでいるであろう本人が吹っ切るきっかけになってほしいと思う。ただきっとこれでいいとは思ってないと思う。もちろん苦しい試合展開になっている中での値千金のゴールだったことは間違いないけど、知念が思い描いているのは途中交代から仕事をすることではないと思う。やはり背番号9らしい仕事は先発で1試合を通してチームを救うことだと思う。時間はかかってるかもしれないけど、必ずチームといい関係を構築出来ると信じている。だってシマオ・マテを引きちぎれる日本人なんてそうそういないよ。


昨シーズンのアウェイゲームは仙台のなりふり構わぬやり方に見事にハマって負けてしまったものの、相対的に見て仙台は相性のいいチームだと思ってる。だからこれだけの完勝をしたとしてもそれが次節以降に繋がるわけではないと思う。次はつい先日不甲斐ない敗戦を喫したばかりのFC東京が相手。ホームゲーム、日程と有利に働くことばかりだった試合で極めて腰の引けたサッカーでやすやすと勝ち点3を献上した。あの試合をしっかりと受け止めているのなら、今度はアウェイゲーム、休みも1日短い状況の中でどう変わったのかを見せてほしい。
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2 コメント

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Unknown (Deto)
2020-09-14 19:16:44
いつも読んでます。3点目、ルーズボール、シマオが知念にアタック行ける間合いだったのに、ためらったのは2点目の記憶から。つくづく、フットボールはデータでもシステムでもなく(いやもちろん大事だけど)人がやってるものなんだなと感じました。
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Unknown (triority)
2020-09-15 11:45:52
Detoさん
コメントありがとうございます。
そういう心理的な優位性はあったかもしれないですね。あのシーンは距離を置いて自由にやらせてくれた時点で勝負ありでしたもんね。
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