Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

シーズンが終盤であることを実感させる試合内容(31節仙台戦)

2020-12-06 23:10:00 | マッチレポート20'
点が取れませんなあ。失点に関しては「まあ、仙台相手だし取られることないでしょ」くらいの気持ちだったんだろうからそりゃ取られて当然で、それで取り返せなかったんだから普通に負けるよね。それ以上の感想が出てこないし、前半7秒にダブルボランチの間をあっさりドリブルで侵入を許した島川とハセにはどういうつもりで試合に入ったのか、zoomで小一時間説教したい気分だわ。まず間違いなく油断して試合に入ったんだろうから、しばらく2人はスタメンはなしということで整理していいと思うけど、問題はやっぱり点が取れないことだよな。


ニッパツでの達也の劇的決勝ゴールを最後にかれこれ360分以上流れの中からのゴールなし。どの試合でも相変わらずボールは保持して押し込みはするものの、ゴールに迫るというところまでは行けず。こうなるとスカウティングする側は「大分には持たせておいても大丈夫」という考えになるのは当然の流れ。リードしたままその状態に入れるのならこんなにもやりやすいことはないと思うし、より点が取りにくいという悪循環になってしまうのも頷けてしまう。


こんな試合だし、ダメなところを挙げ出したらキリがないわけだけど、あんまり意味もないし違う切り口で書こうかなと思う。思い返すこと約1年前、昇格初年度としては躍進と評価しても過剰ではない7位という順位でシーズン終盤を迎えていた大分。しかし11月末から12月頭にかけて行われたラスト3節を1分2敗とし最終的な順位を9位まで落とした。11月下旬と言えば、選手たちに次のシーズンの条件提示が行われる時期。2019シーズンの大分は本当に健闘したと思うし、選手たちは評価されるてしかるだけのことをしたと思う。プロのサッカー選手として評価されるというのはつまり給与面の条件が改善されるということ。しかし2019年と2020年シーズンの選手名鑑を比較しても、その給与面が十分に改善されたと言えるのはノリさん、小塚、智輝くらいなもの。もうこのクラブをサポートし始めて20年近く。クラブが選手たちに十分な条件改善を示せていないだろうなというのは簡単に予測がつく。だから自分はこの時期にその条件面を理由に選手たちのモチベーションが低下したとしてもやむを得ない部分はあると思う。でも一方でサッカー選手としてサッカーで充実したいという思いもほとんどの選手たちにはあると思っていて、だからこそここ2年は片野坂さんの契約更新を早い段階で発表して、その部分だけは担保するよという姿勢をクラブが見せなければいけないんだと思う。今シーズンはイレギュラーな進行とはなったけど、きっと選手たちには新しい条件提示があったはず。そしてコロナの状況下でクラブ財政は厳しく条件が改善された選手はいたとしても数人じゃないだろうか。そう考えると、この時期からいまいち煮え切らない試合内容が続いたとしても、そんなこともあり得るかなと思わないわけではない。だからと言って、前半7秒にボランチの間をあっさりとドリブル突破させていいわけではないけどね。


ただこんな考えはひねくれたサポーターの穿った見方でしかないし、プロである以上は選手たちにはそんなことを感じさせないようなプレーを見せてほしいというのが本音だ。全ては点が取れないのが悪いのであって、サクッとキックオフから17秒でゴールを決めてくれればいいだけの話だ。自分はプロではない選手たちの試合を観る機会の方がプロ選手の試合を観るよりも圧倒的に多いわけだけど、高校生でも中学生でも、キックオフ前は「入りだぞ、入り!!」と互いに声を掛け合ってるチームがほとんどだぞ。


ちなみにシマオ・マテのハンドは、#Jリーグジャッジリプレイで取り上げるまでもない 案件だけど、あそこでPKもらっても負けてただろうなとしか思えないことが情けない。
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