Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

逞しき若人たち

2018-07-23 17:08:45 | トリニータ
まずは試合後の挨拶に来る選手たちの表情を見てほしい。









厳しい試合展開の中、後半に追いついてドローに持ち込んだことで試合終了の笛と同時に大分側のギャラリーからは歓声が上がった。自分もご父兄の皆さんと同じ気持ちで「よくやった!」という思いだった。でもね、選手たちは誰一人満足した表情をしていない。確かに先制点は取られたかもしれない。ただそこから猛烈に巻き返したチームは最後は真剣に逆転勝ちまで狙っていたわけだ。確かにラスト10分を切ってから決定機は3回あった。そのうち1回の決定機をモノに出来たから同点だったけど、2回の決定機をモノにしてれば逆転だったわけだもんね。頼もしいぞ、このチーム。



ということで有給を1日取って群馬合宿やってきました。確か一昨年からだったと思うけど、日曜から大会がスタートする日程となり、普通にいくとGSを突破しない限り1試合しか観ることが出来なかったので、出場が決まった瞬間から今日は有給の予定を入れておいた。大分が躍動したことももちろんあるけど、本当に楽しい2日間だった。








連日の猛暑の中での連戦。昨日の躍動感あふれる試合と比較してしまうと今日はやはりキレが欠けていた。それはもう仕方ない。あんなに暑い中での連戦だから体が動かなくて当たり前だと思う。でも昨日と同様、本当によく走るし、球際戦うし、決してサボっているわけじゃないけど、ここっていうポイントでのキレは欠けていた。おまけに今日は風が強かった。後ろを3枚にして両ワイドを置く布陣にしてきた大分は中距離のパスを多用して相手を振り回したい意図だったと思うんだけど、そのパスが風の影響もあってことごとく通らず、そこからピンチを招き苦しんだ。ただ逆に言うとミスからのピンチ以外で崩されることはなく、試合展開としては極めて固かった。それはお互いに1試合目を取っているという状況が生み出したもんでもあったと思うけど。






後半は若干動きが出てきたものの、相変わらず得点のニオイはしなかったんだけど、相手のクロスがファーポストに当たって跳ね返りGK木戸くんの背中に当たってゴールしてしまうという何とも不運な失点。横からの強烈な風がなければ、そのままアウトしてたようなボールだったし、蹴った選手もまず狙ってないだろう本当に不運な失点。ここから大分に攻撃のスイッチが入り、猛攻を仕掛ける。上記のとおり3回の決定機を作り出す。いずれもバイタル付近で受けた選手が斜めに入り込んでくる選手にパスをしてダイレクトシュートという形。最初の2回は枠外とGKのビッグセーブにあってたけど、ついに3回目でこじ開けた。もうあまりにも嬉しくてその時の写真は一切なし。本当によく追いついた。






キャプテン同士のマッチアップ。今日も力強いターンから何度もDFとの入れ替わりに成功し、そして倒されるというシーンが何度もあった。2試合で3ゴール。得点王も狙えるんじゃないか。













この試合の後に行われた川崎−横浜は4−1で横浜が圧勝。2連敗の川崎はこれでGS敗退が決まった。3試合目は現地に行けないけど、大将・姫野・昂洋・岩武世代以来となるノックアウトステージ進出が現実味を帯びてきた。引き分け以上で確定。負けても、条件付きで突破が可能。ロシアW杯の日本と同じ状況ですな。舞台は整ったよ。1年前先輩たちが手も足も出ず4−0の完敗を喫した川崎から勝ち点を取れば進出決定ってこれ以上ないシチュエーションになったよね。相手のモチベーションがなくなってるとか関係ない。1試合でも多く全国の舞台で自らを成長させるために戦ってほしい。このチームならやれる。そしてクラブ史上初のR16も突破してほしい(そうすればもう一回群馬行けるとかいう個人的な願いも叶えてほしい)。このチームならやれる。

選手の皆さん、本当にお疲れさま。明日はゆっくりと休んで、水曜日そして木曜日の決戦に臨んでほしい。がんばれ!!
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