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四十にして惑う、それがトリニータ。

翼が躍動!SBSカップ

2016-08-12 00:35:23 | トリニータ


SBSカップを観に、5月の藤枝戦から3ヶ月ぶりに藤枝総合運動公園へ出撃。SBSカップは毎年観に行きたいなと思いつつも、日程がお盆のため、家族で出かけたり、トップチームの試合があったりとなかなか行く機会がなかった。しかし今年は山の日が出来たり、J3でトップチームの試合がなかったりと諸々が重なり、お時間が取れました。

しかし、今日からお盆休みという人が多いようで、東名が大渋滞。5月に藤枝に行った時は寄り道しながらでも3時間かからなかったのに、今日はジャスト5時間もかかった。かなり余裕を持って出たつもりだったけど、着席したのが第1試合のキックオフ7分前。帰りは物理的に下りということもあるけど、2時間半で帰ってこられたから行きの渋滞本当にハンパなかったわ。お盆甘く見てた。



第1試合は静岡選抜−スロバキア代表。



静岡選抜で一番の注目は清水ユースの立田悠悟。去年見た時は、今年はかなり目立つんじゃないかなと思ってたけど、先週のクラ選決勝、今日と2試合観て、ちょっと伸び悩んでる感じかな。せっかくのサイズなんだから、もっと思い切った感じがほしいなとずっと思ってる。



同じく清水ユースの望月陸。彼はクラ選決勝でも目立ってた。今日はポジションが今ひとつ定まらず、中途半端なプレーが多かったかな。ちなみに彼は去年のクラ選グループリーグ第2節で、2−0でリードしていたうちのU18からATだけで2点取りやがり、グループリーグ敗退の遠因となった選手です。



右ワイドでフル出場したJFAアカデミー福島の清水映心は2週間前のクラ選で救急車で搬送されていたので、心配したけど、無事に先発で出場。自分よりもかなり大きい相手にもドリブルで仕掛けていってた。安心した。突貫小僧系のプレースタイルは見ていて痛快なので、もっと前で使いたい。



静学の山ノ井。終盤のビッグセーブで試合をPK戦まで持ち込むも、PKは1本も止められず。



途中出場だったものの、この試合で一番目立ち、一番ゴールに近付いた磐田東の久米皓次郎。



CBは立田の横で奮闘したアカデミーの下口稚葉(わかば)の方が好印象。ディフェンスはガツガツと、パスも積極的に縦に付けてた。



対戦相手のスロバキア代表。ルックスはみんなこんな感じの我々がイメージする典型的な欧米人。隣で見てた藤枝の某強豪校のサッカー部員たちは「なんかみんなワンダイレクションにいそうじゃね?」って言ってた。うん、たしかにそんな感じ。




第2試合はU19日本代表−コスタリカ代表。リオのU23チームが解散となったこの日、次の東京に向けてはこの年代が中心となるわけで、ある意味では東京オリンピックに向けて船出の試合とも言える。







まずは何と言っても「キャプテン翼」。

気持ちは強いけど、あんまりキャプテンタイプだとは思わない翼もこの代表では数少ないプロ選手。責任感からかキャプテンを務める。プレー中も大きな声をよく出してチームを引っ張ってた。





いつも通りの前線から勤勉にかつ迫力を持って、チェイシングを繰り返し相手にプレッシャーを与え続けた。所属チームでなかなか真剣勝負の場がないだけに代表で感覚を養えるのはチームにとってもいいこと。試合は日本が入りに成功し、コスタリカに後手を踏ませただけに、ファーストチャンスだった翼のシュートは決めておかなければいけないシュートだった。徐々に日本のスピード感に慣れてきたコスタリカはその後なかなかチャンスはくれなかった。


後半途中で柏の中村駿太と交代。まだ2試合あるから、絶対にゴール奪ってこい!



翼と2トップを組んだのは先日来季の京都サンガ入りが発表された岩崎悠人。プレースタイルは翼と似ているところもあって何度か翼と動き出しが被ってたけど、何しろ迫力がある。翼のファーストチャンスを作ったのも岩崎のドリブル突破から。小川航基レベルまでは余裕でいきそうだし、選手権あたりでまた見たい。





試合の入りは良かったものの、その後攻めあぐねフラストレーションの溜まったスタンドの注目を一身に浴びた途中出場の針谷岳晃(昌平)。線も細く、パッと見が中学生っぽいのでガタイのいい日本代表の中では頼りなさげに見えてしまうのに、そのプレーぶりは堂々たるもの。ボール奪取も出来る、丁寧に散らせる、縦回転気味に落とすFKも蹴れると、存分に魅力を見せつけた。さっきのワンダイレクションのくだりで出てきたサッカー部の子たちも最後は針谷に釘付けになってた。この選手はもう一度見たい。しかし昌平は県リーグ所属だし、普通に見られるのだろうか。


現地には行けないけど、明日も日曜日もスカパーで観られるから楽しみ。
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