Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

デジャヴ(31節群馬戦)

2017-09-04 23:20:48 | マッチレポート17'
今週末は家族でキャンプに行っていたため、群馬戦はリアルタイムで観られませんでした。星空のキレイなキャンプ場の真っ暗な中で子どもと「オーオーオー、バモー、すずきーじゅんー♪」と一緒に口ずさんでおりました。8月も2試合ほど結果を知った中で観たので、こういう風に感じるだろうなとは思ってたんだけど、やっぱりその通り。この試合の感想も大体同じです。「思ったほど悪くない。」いろいろあるけど、無失点で勝ってる試合なんだから、そんな悪く感じるわけはないよねという極めて当たり前の感想。


試合と全然関係ないけど、キャンプの帰りに中央アルプスの千畳敷カールを見てきて、めちゃくちゃ感動したので、写真貼っときます。ここは本当におすすめ。圧倒的な山の美しさ。もちろん探せばこれより素晴らしい山は多分あると思うんだけど、ここが素晴らしいのはアクセスが悪くないこと。中央道の駒ヶ根インターから5分でバスセンター。そこから先はマイカー規制があるので、バスに乗り換えて30分。最後はロープウェーで7分半。着いたら目の前がこの絶景。松本遠征とセットとかおすすめです。多分その頃は紅葉も終わっちゃってるとは思うけど。とにかく素晴らしかった。


試合に戻ります。リアルタイムで試合を観てたらあの位置のFKはごっちゃんが蹴ると思ってた。惇のFKはもうちょっと距離があった方が際どいところに来るから置きにいく距離感のFKはごっちゃんだと思っただろうから、あれはビビった。ずっと惇を見てきてるサポーターでさえ騙すわけだから、年に2回しか対戦しない選手たちにアレを防ぐのは至難の業だと思う。お見事。


鈴木さん繋がりでこの試合はノリさんも良かった。カン・スイル、山岸、高井と能力の高いFWをよく抑えていた。来週はFWがさらにレベルアップするので、この調子でお願いしたい。慣れ親しんだ瑞穂帰還のアキラさんもがんばれ!ごっちゃんもPKは外したけど、トータルで見ると悪くなかった。特に最後のチェイシングは素晴らしかった。さんぺーもやっぱり2列目の方が活きる印象。この試合では局面のプレーで3回以上は「うまいっ!」と唸った。


そして今日は1トップについてちゃんと書きたい。水戸での脱臼から3ヶ月。林がようやく復帰。林のことに触れる前に伊佐について触れたい。いつも全開バリバリで走り回るのが特徴の伊佐だけど、この試合ではいつも以上に走り回ってた印象。最初は気持ちが入ってんなーくらいに見てたんだけど、78分で林と交代したのを見て、林がいるからペース配分せずに飛ばしていけと言われたのか、林の存在に刺激されていつも以上に気合いが入ったのか、どっちかかなと思い直した。いずれにしても競争激化はチームにとってプラス材料。どんどん刺激し合ってほしい。そして林。入ってすぐにゴールに向かって少し右の位置で、後ろからのボールを呼び込みながら一気に深さを取ってヘディングで落としたプレーがあった。興梠なんかがよくやるプレーで、あれぞまさにポストプレーと膝を打ちたくなった。伊佐にはなかなか出来ないプレーだろうし、それぞれに特徴があって面白い。もう基本的に1トップは伊佐と林で回して、さんぺーはシャドーに固定でいいと思う。老獪さが増した今のさんぺーは1トップでゴリゴリにやらせるより一歩引いたシャドーの位置の方が魅力が出ると思う。


タイトルのデジャヴはPK奪取のシーンを見てて、「ハッ」としたので、それについて。竹内を倒したのは群馬のパク・ゴン。セットプレーのもみ合いの中で彼が大分の背番号4を引き倒してPKを取られたのはこれで2回目。遡ること3年。14年シーズンのJ2第11節、場所はレベルファイブスタジアムの福岡−大分。あの試合は確かFKだったと思うけど、同じようにエリア内のもみ合いで当時の背番号4の高木和道をパク・ゴンが同じように抱え込むように引き倒して笛を吹かれた。その時は伊藤の大ちゃんがきっちりとPK決めたんだけど.... それはいいとして、こんなこともあるんだね。彼の手癖が悪いのか、前半からやたらと駆け引きしてたのが伏線となったのか、要因は分からないけど、不思議なこともあるもんだなと思ったというお話。


さて次節。今季5回目の3連勝にチャレンジ。前にも書いたけど、今季3連勝にことごとく失敗してきたのは「慢心」だとハッキリと思っている。2連勝の後の試合はいつも酷い内容の試合が多く、十分な戦術的準備と精神的準備が出来ていなかったと思ってる。でも今回は違う。対戦相手がアウェイの名古屋で気を抜きたくても抜けない相手。GX44にHTD48と相手にとって不足なし。これが終われば残り10試合。本当に昇格争いに絡んでいけるのかどうかの格好の試金石になるでしょう。今季はここぞという局面でズッコケ続けてきたけど、いよいよ真価を発揮する時。これでダメなら今季は諦めよう、そう思えるような魂のこもった試合をしてほしい。誤解を恐れずに言っちゃうけど、名古屋戦は勝敗は二の次でいいと思ってる。
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