Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

このヒリヒリする展開もあとたったの3試合+α

2012-10-25 23:56:57 | トリニータ
福岡戦プレビューと今節のライバルクラブの展望です。

まあ、徳島は残念でした。やれないことはないと思ってたけど、やっぱり京都は強かったと。ただ週末の北九州戦に向けて確実に疲労は溜まっただろうし、ヤっさん頼むぜ。徳島も今節、最終節とまだ仕事が残ってるから切らさず、コバちゃん頼むぜ!

ただ現実的には今節京都がコンディション面で不利にも関わらず、一つでも勝ち点を積み上げるようだと、自動昇格は消滅と思っといた方がいいね。まあでも、そこはしゃーないよ。これだけ負けてんだから。後は運を天に任せて、自分たちのやることやって、最低でもPOホーム開催だけは死守しよう。

さて今節は福岡戦。自分たちのことで精一杯で昇格も残留も関係ないクラブを注意深く見てられないってのもあるけど、福岡は現在何と18位。下にはもう残留を争っている4クラブしかおらず、ミドル層のボトムに位置している。さらに9試合勝ちなしと昨年J1にいたクラブとは思えない泥沼状態。前節の甲府戦と4節前の横浜FC戦を観たけど、成績ほど悪いサッカーをしてる感じではない。降格組だけあってメンバーはいいし、侮っては絶対にダメだ。特に注意したいのはルーキーの石津選手。小柄ながら仕掛ける姿勢とドリブルのキレは抜群。ちょっと話は逸れるけど、この石津選手を含め、最近の福岡大学の好選手の輩出率がハンパないよね。詳しいことは小澤一郎さんが書いてたりするから、省くけどもせっかく隣県にこんなにいい大学があるんだから、もうちょっとコネクションを強化しときたいとは思う。福大つながりでいくとボランチの末吉選手が累積になってくれたのはラッキー。この選手もいい選手だなと思ってたし。成績は伴っていないものの、福岡は現在13試合連続ゴール中。これはなかなか出来るもんじゃないと思うだけに、今の順位が何なんだとなおさらに思ってしまう。一方うちも現在6試合連続で失点中。データからすると最低1失点は覚悟しといた方がよさそうだね。大事なのは失点した後の戦い方。引き分け以下はもう絶対に許されないわけだから、失点したとしてもそこからどれだけ巻き返せるか。戦術、戦略の前に気持ちの部分が試される。

鳥取戦は本当に不甲斐ない試合だった。正直に言って、この時期にまさかあんな内容の試合になるとは思ってもいなかった。他の試合の結果を知ってから試合に臨むという今季なかった展開に自らガチガチになってしまったメンタル面の失敗と、足元にガツガツ来られると対応出来ないという今季ずっと抱えてる課題に対して未だに答えが見つけられていないという戦術面での失敗と、どちらもだったんだろうね。じゃないとあんな試合にはならないもんね。結局のところ、もう相手よりも走るしかないという結論に達しちゃうんだよね、いっつもいっつも。もうそんなもんプレビューでも何でもねえだろって言われてしまうと、「ごもっとも」としか返しようがないのでございますが、それでもやっぱり「走る」しかないんだよ。

今年のJ2は各所で語られてる通り、過去2年(それより前は詳しく見てないので分からない)に比べてやっぱりレベルが低いと思う。3位で昇格した10年の福岡、11年の札幌のどちらもシーズン終盤は今の2位以降のクラブよりもしっかりと勝ち点を取ってた印象がある。だからこそ今年のJ2なら「走る」ってことだけで優位に立てると思うんだよ。ベタ引きだろうが、縦ポンだろうが、何と言われようがいいと思う。相手よりも走れば絶対に勝てる。

選手起用については大きくは変えてこないとは思うけど、唯一左WBは悩ましいところ。ジョンハンか、ガミさんか。ジョンハンのコンディションが良さそうなのと、勝ち点1ではダメで必ずゴールをしなければならないことを踏まえると個人的にはジョンハンの方がいいかなと思う。ガミさんのプレースキックが警戒されてるのか、最近は得点源になり得てないのも一つの判断材料かなとは思う。

さてライバルクラブの展望。まず2位の京都は上記の通り、中2日で北九州と。北九州は勝ってくれると思うんだけど、さすがに大目標がもう目前に迫ってるだけに京都に火事場の馬鹿力的なもんが発生しちゃっても何の不思議もないよね。その時は堂々と諦めましょう。

3位湘南は富山と。富山は残留争いをしてたけど、残り3試合で最下位町田と7差と完全に抜け出した感がある。モチベーションの低下が心配され、湘南あっさりが濃厚。得失点差を広げられるのだけは避けたい。湘南の残り試合が鳥取、町田であることを考えると、今節の町田-岐阜、熊本-鳥取も秘かに注目しておかなければならない。とにかく鳥取と町田のモチベーションを最後の最後まで低下させないために、町田と熊本に勝ってもらわねば困る。

5位横浜FCは草津と。草津は副島監督の今季限りでの勇退を発表したけど、この順位のクラブがこのタイミングで監督の進退について発表することが選手たちにどれくらい影響するもんなのか予想もつかないので、ここも横浜FCあっさりが濃厚。

6位千葉は8位山形と。山形はもう終わったかなと思ってたけど、前節ホームで勝って何とか食らいついてる。勝ち点を落とし続けて次節大分に来る時には終戦状態で来てくれるのがベストシナリオだったんだけど、さすがにそこまでうまくはいかず。ここは千葉を足止めしてもらう意味でドローを願いたい。千葉も勝負の3連戦と位置付けた大分、湘南、山形戦で勝ち点が1~2で終われば、さすがに雰囲気は沈むでしょ。ただちょっと怖いなと思うのが、前節湘南戦で「オーロイ大作戦」が投入後のファーストプレーでゴールに繋がったこと。千葉の選手がアレに自信を持たれると爆発力はあると思うんだよね。これから千葉と対戦するチームは阪田がどういう対応で「オーロイ大作戦」を食い止めたのか、映像で確認して反復練習をした後に試合に臨むように。

ということで残り3試合を勝ち続ければ、ほぼ間違いなくPOホーム開催は守れるわけで、運命は自分たち次第だってことだ。サポーターである自分でさえ毎日のように週末のことを考えては緊張してる状態なわけだから、選手たちの心境や推して知るべしだよね。いい雰囲気を作り出して、選手が気負い過ぎないようにしてあげる。もうこれしかないね。

勝ち点計算をしてはため息をつき、週末の試合のことを考えてはソワソワし、最近は家族にも職場にも申し訳ないくらい完全に魂抜けた状態。もはやトリニータ以外のことはほとんど頭に入ってこないと言っても過言ではないくらい。これがあと1ヶ月弱は続きます。すいません、ホントすいません。オフになったら家庭でも仕事でも全力で取り返しますから取り返しますから。今だけは許してください。

もうこんな幸せな状況に身を置いておけるのもあと3試合(とちょっと)だけだから。
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