Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

手応えを確かなものには出来ず(15節愛媛戦)

2024-05-12 17:21:59 | マッチレポート24'
「手応え」

観ている側も感じ出していたし、監督や選手たちからも発せられるようになってきたワード。感じ始めた手応えを確かなものにするために最後に必要なのはやはり結果だ。結果以上に自信になるものはないし、今日はそれが必要でそこに至る過程も良かっただけに最後が残念だった。


まず今シーズンは本当にジャッジに恵まれない。昨シーズンまではあまり真剣に観ていなかったせいかJ2のレフリーのレベルも気にならなかったのかもしれないけど、真剣に追っている今シーズンはそのレベルの低さに本当に嫌になる。あんなのでPK取るならエリア内接触禁止のルールとか作れよ。身体が触れてコケた奴が得するとか、幼稚園のお遊戯じゃねえんだぞ。ふざけんなよ。


試合の入りは完璧だった。一度も相手にターンを渡さないままCKから先制。今はゴール数は少ないけどセットプレーから点が取れることで少し形が作れているところはあると思う。色々と工夫しているところも見受けられるし、そろそろ安藤、藤原あたりのドンピシャズドンも見たいぞ。愛媛のビルドアップに対して高い位置からのプレスが完全にハマっていたのでもっと早い時間に2点目が取りたかったのが本音のところだけど、狙った形なのでこれも良いゴールだった。その後も愛媛の攻撃を完全に封じていたかというとそうではなかったかもしれないけど、愛媛のゴールの期待値と同じくらい大分の3点目の期待値もあったはずだからやっぱり勝てなかったのはもったいなさすぎる。


やっぱりこの勝ち点2ロストの最大の問題点は同点に追いつかれてから10分以上もあったのに全くゴールの可能性が感じられなかったことだ。考えられる可能性はベンチメンバーの層の薄さか、体力的な問題か。おそらく前者だと思うけど。事故も含めて追いつかれてしまったことは仕方ないとして、まだ十分に時間はあったし、このレベルの相手なら脅かすシーンくらいは作り出してほしかった。自分以外にも思った人は多いと思うけどあんな弱気なパス回しを続けるくらいならペレイラ大作戦の方が可能性はまだあったとか思われちゃう時点でこのチームはまだまだ。伊佐は自らの良さを全然出せないし、木本くんに注文つけるのは心苦しいけど現状の木本くんをメンバーに入れざるを得ないのは選手層が致命的に薄い。中川も司もゴールに直結するプレーは全くない。つまり試合をクローズさせるためならまだ何とかなっても終盤にギアを上げる選手交代は現状では難しい。おそらく新たに松尾が負傷したと思われ、鮎川復帰の報も聞こえてこない。茂平か野嶽がケガをしたらもうシーズン終了になりかねないSBと前線の補強は重要かつ至急案件。育成型レンタルなら今すぐにでも出来る。大学生を使わざるを得ない現状、J1にはいくらでも良い選手はいるはずだ。


感じ始めた手応えはまだ幻だったということで、順位表上では食らいつきながらコツコツと積み上げていくしかないね。清水を除けばどんどん混戦になってきているのでまだまだ全然いける。
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