Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

そこそこ点は取れるが止まらない失点(ルヴァンカップGS1節鹿島戦)

2022-03-15 23:15:46 | マッチレポート22’
山本雄大にVARのない試合の笛を吹かせるのは、「◯◯◯◯を◯◯◯◯するようなものだ」。みんなー、大喜利やろうぜー!


全試合得点全試合失点、そして全試合未勝利継続。シーズンインから1ヶ月が経過しました。いつまで待ちますか?


とりあえず坂も小出も長くならなくて良かった。ただ試合後のインタビューで下平監督が直前で怪我人が出たみたいなこと言っていたのがちょっと気にかかる。


鹿島の立ち位置を考えてやったとは思えないので勝てない現状を変えたくてやったと思われるフォーメーション変更。ディフェンス面では大きな変化はなかったと思うけど、ビルドアップは明確にサリーダを採用した。リードするまでは機能していたと思うけど、ビハインドになって圧を強めた鹿島の前では継続することが出来なかった。前線の動き出しがテレビでは分からないので何とも言えないけど、崩すというよりはいいタイミングで長いボールを入れることが多くて、シーズン前に「繋ぎ倒したい」と言っていた下平監督のやりたいこととはちょっと違うような気もする。ただ1点目も2点目も上夷の長いボールから生まれており、シンプルに呉屋や長沢の能力を使うことは悪くないんだよな。


ただ坂−羽田−上夷の3枚でボールがスムーズに回ったことは事実。やっぱりここと比較するとペレイラのボール回しはぎこちなく感じてしまう。何が違うのか考えながら見ていたんだけど、3人に共通しているのはプレーをキャンセル出来る選択肢を持っていること。ペレイラも1試合に1〜2回くらいは出来るけど、ほとんどがドリブルを始めたらそのままバーンと行ってしまってロストすることが本当に多い。野嶽もだけど。あれでは相手も焦れないし、本当に最良の選択をしたのか分からない。ちなみに水戸戦で後半途中から出てきた木下が坂にプレッシャーをかける局面で明らかに左SBへのパスコースを切りながら前進してくるという動きを見せた。いわゆるカバーシャドーという動きだけどこれはある程度大分のビルドアップを見た上で秋葉監督から木下へ「ペレイラに持たせろ」という指示が出ていたに違いない。結果的には坂がパスコースを切られていたにも関わらず浮かしてパスを通してしまうという妙技を見せたため、その後はそういった明確な動きはなかったけど。個の強さで見ればペレイラを使いたいのは分かる気もするけど、ペレイラがビルドアップの質を下げてるんじゃないかという懐疑的な目線は持っている。


良かったところも見えたけど結果的に3失点したことを考えると次のリーグ戦ではまた1アンカーシステムに戻すと思われるけど、勝てないんだから色々と試すのはありだと思うけどね。


呉屋のシュートすごかった。グラウンダーのシュートなのかと思ったけど、スローで見ると地上から数cm浮いたまま真っすぐ飛んでいってるのね。あそこで逆足を選択出来ることも含めて本当に右利きなのかよと思ってしまった。あれぞストライカー。そして屋敷優成おめでとう!ゴールを狙うポジションで生きていくのならこういうゴールが必要だと思う。よく詰めてたぞ。本当に嬉しい。


ガンバの2軍と2-1、ガンバの1.5軍とは0-1。鹿島の2軍と2-1、鹿島の1.5軍とは1-2。トータルで2分けで今日は山本雄大のいつも通りの誤審があったことを考慮すれば十分に勝負になったと言っていい。横C、水戸、長崎の3連戦を通じて三竿が悪かったとは思わないけど今日の香川の出来を見て中2日、中2日でも三竿を使い続けなきゃいけなかったのかとどうしても思ってしまう。何度も言うけどこれは結果論じゃない。全ては下平監督がルヴァンカップのメンバーを信用しきれなかったことにこのチグハグは起因するんじゃないの?もうそこにすがるしかないけど、本当にそうだったらそうで「何だよ、おい!」という気持ちにしかならないし、とりあえずリーグ戦10連勝するまでは下平監督のことあんまり信用できねーや。
コメント
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