Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

Jユースカップ準々決勝

2014-11-17 00:53:08 | トリニータ


今回の讃岐遠征は翌日高知に行く予定にしてた。高知の竹林寺というお寺の本尊が50年ぶりの開帳ということで、それに行く予定にしてたんだけど、Jユースカップの準々決勝が今日になったことで、相当迷ったんだけど、高知からの飛行機をキャンセルして、急遽サンライズ瀬戸で帰ってきた。まあ次の50年後は多分生きてないだろうから、もうご本尊を拝むことは出来ないんだろうけど、後悔はしてない(まあ、ちょっとはしてる)。





でもね、若人たちは後悔させないくらいのナイスゲームを展開してくれた。結果は本当に残念なものだったけど、実力差は全くなく、最後は運みたいなところで勝敗が決したように思う。特に試合開始から見せた猛攻は、坂井くんのクロスバー直撃弾を筆頭に本当にスカッとした。夏にクラ選で見た時もいいサッカーだったけど、対戦相手のレベルが明らかに違ったから、本当の実力を測りかねたけど、その力はホンモノだったね。


先発したCBが二人とも負傷退場するという不運がなければ、勝ててたと本気で思う。


今日やっぱり気になったのは、先日発表されたトップチーム昇格を果たした3人。


まずは坂井くん。序盤のクロスバー直撃のミドルシュート等、小柄だけど違いを見せるシーン多数。後半明らかにパスミスが増えたのは、フィジカル的に足りないのか、連携不足なのか、ちょっと多過ぎたように思う。ただボールを持って前を向いた時の期待感は目を見張るものがある。今季はトップのアウェイ札幌戦でもベンチで出場機会なし、ユースのクラ選でも温存となかなかプレーする機会を生で観られなかったけど、やっとこの目に刻みこめたよ。





ボランチの姫野くん。坂井くんよりも小さくて正直プロでやっていくには小さすぎるように思うんだけど、それを補って余りある下半身の強さと根性を持ってる。ボール奪取能力の高さは全盛期のエジ並みのもんがある。ボールホルダーに全力で寄せていって、力強く相手選手とボールの間に割って入っていくところ好きやわぁ。サポの心を掴むのは一番早そう。何よりも「姫野」といういかにも大分人っぽい姓がいい。





そしてキャプテンの佐藤くん。センス抜群のCBという感じ。残念ながら負傷交代をしてしまったけど、ハイボールの競り合いも強いし、周りがよく見えてる。ディフェンスの選手にしては少し線が細い感じがするけど、それはマツケンやタメを見てれば、まだまだ成長すると思うから心配ない。来季がJ1かJ2かによっても変わってくるとは思うけど、このまま行けばCBは激戦区になるから、刺激を受けて大きく成長してほしい。




詳しいことは知らんのだけども、今日の試合を観ててやっぱり岩武くんに上がってきてほしかったと思った。去年もそうだったように、全くのフラットで今日の試合を観たとしても印象に残ったのは岩武くんだったと思う。久しぶりにプレーを見たけど、落ち着いてて強くてうまい。今季J2で十分にやれてたから普通なら昇格させてるわけで、何か事情があるんだろうけど、早目につばつけとかないと、よそに持ってかれちゃうから、4年後と言わず、早々に2種登録しちゃおうぜ。



2年生で個人的にお気に入りの宮地くんは今日はバットマンスタイル。仕掛ける姿勢がいいね。





大分ユースの試合を今季観るのは2試合目なんだけど、実はFC東京ユースの試合を観るのも2試合目。6月に天皇杯東京都予選の横河武蔵野戦を観た。その時も9番の蓮川くんは存在感があったけど、今日も恐かった。ただそのフィジカルにまだ技術がついてきてない印象。確か早稲田に進学が決まったはずだけど、ここからの伸び次第でいい選手になりそうな雰囲気はある。


それにしても本当に残念だった。大阪まで行く心の準備はしてたんだけどな。でも最後にプレミア昇格という未来に繋ぐ大事なミッションがまだ残ってるから、是非ともそこでこの悔しさを晴らしてほしい。
コメント
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