Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

受け入れ難い結末(40節水戸戦)

2014-11-09 19:19:19 | マッチレポート14’
この段階まで来て、自力での目標達成を手放してしまったのは痛すぎる。得失点差で実質勝ち点1少ないことを考えれば、もう相当な運がない限りPOが転がり込んでくることはない。今日の結果を持って、もう勝ち獲るなんてかっこいいことは言えなくなった。転がり込んでくるのを待つだけ。勝ち点計算をすれば、今節終わってこういう状況になることは足し算が出来れば小学生でも分かるわけだから、試合運びに厳しさが足りなかったと言わざるを得ない。特に勝ち越した後に、徹底して息の根を止めに行こうとしなかったのはちょっと解せない。前節は鹿島りきれなかったのに、勝ち点3を手に出来たのは、3点目を獲ってたからでしょ。決められたゴール自体は素晴らしかったし、ああいう流れになってしまったことは「サッカーだし、そういうこともある」って消化していいとは思う。でも問題だったのはそこじゃない。采配というよりも姿勢、もっと言えば「こだわり」だったように思う。


ラスト数分は除けば、今日もここ最近のいい水準のサッカーが出来てたと思うし、残り2試合に向けて自信は失わないでほしい。もう2勝するしかないわけで、ここで迷っても何もいいことはない。得点がCKとカウンター。斜めのクロスに対して斜めに土岐田が走って合わせたシーン、宏矢がパス交換から真ん中を割ったシーン、ジョンヒョンの直接FKと、ゴールに迫るバリエーションも豊富になったし、本当に観ていて今のサッカーは面白い。流れが悪くなっても、引き戻す術を全員が同じ絵でイメージ出来てるから、耐える時間帯にもストレスを感じない。だから前節も今節も同点に追いつかれても、いい意味で何とかなると思えてた。

結果として昇格出来ないのは、仕方ない。だけど今日の結果に引きずられて、出来ていたいいサッカーが崩れていってしまうのは、シーズンの締めくくりとしては寂しい。もちろん昇格はしたい。死ぬほどしたい。死んだら来季J1で戦うとこ見られないけど、それくらいしたい。でも今は単純にこのチームであと4試合観たいという気持ちが強い。他力本願だから強気なことなんて何も言えないけど、どうかこの想いが叶ってほしい。

讃岐は間違いなく水戸より強い。それをアウェイで退けなければならないわけで、次節は「正念場of正念場」。みんな、豊予海峡渡ろうぜ。大挙して香川に乗り込もうぜ。絶対いいサッカーしてくれるから。そして勝ってくれるから。目の上の芋煮は次節磐田戦。磐田に意地を見せてほしいとこだけど、正直今の磐田じゃ好調の山形には勝てないと思う。ついでに磐田はここまでの40試合全試合フルタイム出場(ほぼ)している絶対的柱の藤田義明が出場停止になるという最悪のタイミング。運は運でも、相当な強運がないとPOは転がり込んでは来ないと思っといた方がいいね。ま、とにかく自分たちが讃岐と湘南に勝つこと。それだけ。



それにしてもタメのゴールは素晴らしかった。完全に一皮むけたと言いたいとこだけど、本当に素晴らしいプレーヤーなら、あの後に完全に水戸の心を折りに行ってほしかった。タメにはそれが出来たはずだから。今日のゴールを超えるもっとスーパーなゴールでチームをPOに連れてってくれ!そして一緒にJ1行こう!!
コメント
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