Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

初のJ2J3入替戦

2014-11-30 22:13:41 | トリニータ


J3の創設によって初めて開催されたJ2J3入替戦の観戦に長野へ出撃。長野は現在ホームスタジアム改装中のため、今季はずっとジプシー状態。


今日も長野運動公園陸上競技場で開催。地域リーグによくあるスタジアムですな。ちなみに今季は長野のホームゲームを3試合観たけど、西が丘、佐久、長野と全て別のスタジアム。クラブもサポーターも大変だっただろうね。



生き残るか、這い上がるかの入替戦。当然スタジアムの雰囲気は緊迫したものに。この写真は奥側で選手バスの入り待ちを決行してる讃岐サポと、次に入ってくる長野の選手バスの入り待ちをするために待機している手前の長野サポという構図。緊迫して気合は入ってたけど、讃岐の選手バスが入り終わると、讃岐のリーダーの人が「長野のバスも来ますので、すぐに撤収しましょう」なんて呼びかけてて、静かに待ってた長野サポも含めてマナーはパーフェクトでした。

この水色とオレンジのサポが入り混じるのを見て、4年前の地域決勝を思い出した。思えば、この2チームはJFL昇格同期。この記事にも写真載せてるけど、先に昇格を決めた長野サポと次に昇格を賭ける讃岐サポが入り混じるタイミングがあった。あれから4年。長野のリーダー自ら讃岐のことを「ご縁のあるクラブ」と言っていたように、記念すべき初の入替戦のカードとしては申し分のない組み合わせだったんじゃないだろうか。


(たまたまだけど、向こう側の体育館に五輪マークが入ってるのが、長野っぽい。)


長野サポは本当に増えた。この日も狭いスタジアムながら、9千人入った。


「あの人」も鍵持って来てたね。




これは何だったんでしょうか。



試合は予想通りにドローで終わった。







前半は讃岐、後半は長野のゲームだったけど、総合力では若干讃岐の方が上に感じた。前半の讃岐の決定機が決まっていれば、試合はもっと動いたように思うけど、得点が欲しい以上に失点したくない心理が働き過ぎた故の凡戦だったように思う。特に讃岐はこれで次戦1-1のドローで降格なわけで、後半の戦い方があまりにも消極的だったと思う。先制された瞬間に2点が必要になるわけで、そこで慌てるようなことにならなければいいけどね。たったの2週間前のリーグ戦の時とは全く別のチームのようだった。



これ、ヨンギ先輩だよね?生で見たの初めてかもしれない。



入替戦はその緊迫した雰囲気に触れたくて、出来る限り観に行ってるわけだけど、今日も行くまではどっちを応援するというのはなかった。ただ、試合前に時間があったので、試合会場から10kmほど離れてる長野の新スタジアムの現場に行ってみて、その気持ちは変わった。

一言で言えば、「長野、上がってこいや!」です。


今日の試合後に長野市長が話してたけど、完成は来年の2月だそうです。ということは、来季の開幕に間に合う。ということは、長野が昇格すれば、トリニータがここで戦うことが出来る。もうね、俄然長野を応援したね。2週間前に行ったばかりの香川も本当にいいところだったし、まだまだ回りたいところも一杯あるけど、やっぱスタジアムがね。中までは見られなかったけど、もういいスタジアムの雰囲気しかしなかったもん。











いや、ホント素晴らしい。ワクワクする。

サイズ感はユアスタに近い感じ。鉄骨感はベアスタっぽい。アルウィンがJ1に行ってしまって悲しいけど、南長野がJ2に上がってきてくれれば、寂しくない。アルウィンとの決定的な違いとして、屋根があるわけだけど、3方向にしかなくて、アウェイサポーターは洗礼を受ける可能性が高いけど、それくらいいいわ。



椅子は当然ながらオレンジ。数年前に改装前の南長野に試合を観に行った時、新スタ建設の募金をしてきたので、この椅子をとめるネジ1本分くらいは貢献してるかもしれない。

どんなに良い陸上競技場でも、やっぱり球技専用スタジアムの臨場感には及ばない。昨日はキンチョウのJ2入り、今日はヤマハの残留が決まった。来週も日本平orNACK5のどちらかの専用が降格することが確定してるので、その勢いでフクアリの残留と南長野の昇格が決まれば、スタジアム好きとしての目論見はパーフェクトに完遂する。

松本はJ1昇格を決めた。ライバルの松本にカテゴリーで2つも差をつけられるわけにはいかないよね。絶対昇格、がんばれ長野!!
コメント
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