Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

クソゲームは忘却の彼方へ(36節松本戦)

2014-10-12 00:07:29 | マッチレポート14’
もがいてる低い壁は相手云々じゃない。


大事な試合、もしくは自分が現地にいた試合でここまで勝てないと、もう一つや二つくらい失点しても動じないくらいの耐性はついたね。「あぁ、やっぱそうだよね」程度に。悪い意味で鈍感になれてきたおかげで、冷静にサッカー観戦と向き合えつつある。悲しいけど。

ちなみに1勝7分8敗、得失点差-16。もう笑うしかない。




この時期にやる試合としては最悪の結果だけど、最悪の試合だったとは思わない。最悪の後半ではあったけど。前半は前節のいい部分をそのまま出せて良い出来だった。後半にバタついた原因は冷静に分析しなきゃいけない。「足が止まった」の一言で片付けてはいけないように思う。まずリズムを崩した要因の一つにセットプレーを続けられたことがある。これはホームでの試合でもやられたように、十分に警戒してたはずだ。にもかかわらずタメがカードを出されたプレーを筆頭に後半の頭はあまりにも軽率なファールが多かった。もちろんその集中力の欠如は前半に飛ばし過ぎて「足が止まった」ことに原因があるのかもしれないけど。失点に直結したミスは論じる必要もないし、いずれにしても後半だって自分たち次第でどうにでもなったはずだ。やってしまったことはもう戻らないし、置かれた状況や残り試合数を考えたら、いい意味でこの試合をすっぱりと忘れられるかだと思う。

松本みたいなチームの評価をするのってすごい難しいと思うけど、前節の横浜FCも自爆だったし、今節のうちも自滅。ただそういう展開まで持ち込めることこそが松本の強さなのかなと思った。ノーゴールでダブル食らったクラブのサポがほざく完全なる負け惜しみだけど、それでもやっぱり強いと思えないんだよね。15番の選手なんか何本もプレゼントパスくれるし、決定的なマークの外し方してくれるし、どうしてそれで勝てないと思ってしまう。もう自動昇格もいけるだろうし、J1でどこまでやれるのかには興味ある。監督はJ2マスターだし、あとはコレ(手のひらを天井に向けて親指と人差し指で丸を作るサイン)次第だろうね。


9月にあれだけ勝ち点を落としていなかったら、この2、3位との連戦で勝ち点3は上々と言えたけど、今日の結果でPO圏外に落っこちたようにこの結果で十分とは言えない。監督自ら最下位相手に勝ち点2落として「満足」とか言ってるから、こういうことになる。ただ岡山のお付き合いもあり、まだまだ希望の持てる状況。いずれにしてもここからの5、6位との連戦で勝ち点4はマストだろうね。

岡山の失速と時を同じくして山形がヒタヒタと追い上げてきて嫌だなと思ってたら、何と次節は岡山と山形が直接対決。今節で優勝が決まり、自動昇格争いも勝負が決しつつあり、注目はPO争いに移ってきた。そんなタイミングで次節POラインを挟んで5位対7位と6位対8位を同時にマッチメイクする日程くんの仕事っぷりには脱帽である。




あまりにもクソみたいなミスだったから試合中にヘリコプターなんぞ撮ってましたよ。札幌、山形、京都、松本、もう後半戦のアウェイだけで4回目だぞ。ホンマ勘弁してくれよ。


若手芸人のだだすべりギャグに見えなくもない。いやでも、岩上ホントいい選手ね。





まあまず今できることは、水曜日に天皇杯で千葉を全身全霊全力全開で応援することだな。来季J1で戦うクラブはメンバー落としたりせず、J1クラブ相手に本気で腕試ししといた方がいいと思うよ、知らんけど。



でも冗談抜きでマジで信じてる。ミスがあまりにもクソすぎたからこそ、逆にまだ前を向ける。前節いい試合をしなきゃやれるんだろ。分かっていながら勝手に前のめりになった自分が悪いことは重々承知ですよ。やってやろうぜ、2年前のフクアリを越えるビッグゲームやってやろうぜ。

オレはもうこの試合をきれいさっぱり忘れたぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする