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空飛ぶピーチ?!

 桃は川を「どんぶらこ」と流れて来るものだと思っていたが(古いって!)、今どきは桃が空を飛ぶらしい。

 

 フルーツの名前を冠したコンピュータや情報端末はあるが、これまでフルーツの名前を会社名にしてしまったエアラインがあっただろうか。少なくとも郷秋<Gauche>の頭の小さな引き出しには入っていない。エアラインの名前は入っていなかったけれど、何年も開けていなかった引き出しの奥の方に埃にまみれた「オレンジ・コンピュータ」があった。思い出したぞ。人間の記憶って不思議だなぁ。

 

 もう30年近く前の事だ。リンゴに対抗して「オレンジ」と云う名前を付けられたPCがあったが、あれはいったいどう云う会社のどう云うPCだったのか、その名前以外には何も思い出せない。郷秋<Gauche>的にはリンゴよりもオレンジの方がよりフレッシュな印象を持つけれど、結局オレンジPCはいつしか消えって無くなり、リンゴが蔓延ることになった。

 

 それじゃピーチはどうかと云うと、音節が二つと短くて多くの日本人は、物・人・会社などの名前としてはちょっと収まりが悪い印象を持つのではないだろうか。でも、そんな「ピーチ」が、ANAが中心となって設立した日本で初めての本格的LCCLow-Cost Carrier)の社名とされた。Peach Aviation、空飛ぶ桃の誕生である。

 

 社名と同時にテーマカラーをまとった機材も発表されている(see her)。郷秋<Gauche>にはピーチと云うよりはバイオレットに見えるが、色としては悪くないと思う。しかしだ、この写真をよく見ると、主翼の先に独特のウイングチップが付いていることからエアバスのA320であることがわかる。737に寡占化されるかと思った小型機旅客機に、A320が増えそうなのは、ヒコーキファンとしては嬉しいところだ。

 

 上で紹介したものとは別の記事によれば、このピーチA320ANAのお下がりではなく新造機のようである。新しいエアラインが登場し、日本では絶滅危惧種かと思われたエアバス機が新造で、しかも新鮮なカラーリングで登場するってのは、日本が元気になるためにも良い事だろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今がシーズンのバラ。郷秋<Gauche>の庭の、ではなく、ご近所の玄関先のものである(^^;

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