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港の見える丘公園

 普通だったら「山の手公園」とか「港が丘公園」とか「望港公園」(語感が良くないか)とか云いそうなものだが、実に判り易くはあるが、考えてみると随分変わったと云うのか、当たり前過ぎる名前の公園である。いずれにしても余り例がない命名のように思う。

 

 さて、昨日訪ねた神奈川県立神奈川近代文学館はこの港の見える丘公園の(元町方面からは)一番奥に位置する。久しぶりに訪ねた港の見える丘公園だったので、最初は大仏次郎(云うまでもないが「だいぶつじろう」ではなく「おさらぎじろう」である。と偉そうに書いてはいるが、実は氏の作品は一遍も読んだことがないかも)記念館が近代文学館かと、とんだ勘違いの郷秋<Gauche>であった。

 

 文字通り港も見えるし、港の入口に位置するベイブリッヂも良く見える。バラ園では幾種類ものバラがその美しさを競い、それを描こうと云う日曜画家とカメラに収めようと云う日曜写真家(年配からするとサンデー毎日(古過ぎ!)の方が多いようだった)が大勢いた。郷秋<Gauche>は日曜写真家が使っているカメラが気になって仕方がなかったが、概して郷秋<Gauche>のそれよりも高価なボディに更に高価なレンズを着けていたように見受けられた。撮影会と称してグループで来ている人が多いようだったが、大抵はプロが使うような高価なカメラを持った年配者がX4D3000を持った人に「若手」に指導をしているようであった。果たしてその作品の出来栄えは如何に。

 

 郷秋<Gauche>が最近やけに気になる自転車でこの公園を訪れている人も多かった。大抵はグループで来ているようだったが、大きく二つのグループがあるようだった。一つはアルミやカーボンでできた最新式のロードレーサーなどを駆るグループで、もう一方は30年程前に流行った、細い鋼管のフレームに所謂「クラシックパーツ」を組み込んだ自転車のグループである。グループの中では互いに愛車自慢をし合っているようだったが、他方のグループの自転車にはそれぞれまったく興味がないように見えた(もっと云えば互いに無視し合っていたように見えた。実は互いに興味津々なのに。まるで某国の○主党と自○党のようだ)のは実に面白かった。

 

 

 今日の一枚は、そんな「港の見える丘公園」での一枚。ご夫妻が仲良く眺める先にあるのは勿論、横浜ベイブリッヂである。

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