MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



自分たちの世代が子供だった頃,町の駄菓子屋には必ずと言って良いほど「コスモス」のガチャガチャが置いてありました。今になって考えれば,どのアイテムも「胡散臭さ200%」くらいのガラクタ揃いな訳ですが,子供らにとっては「それを持っているかどうか」が重要であり,場合によっては「持っているヤツが偉い」って話になる事も。見たことのないガチャガチャの話を聞きつけては,悪友たちと自転車に乗って探しに行きました。自分の場合,家周辺にガチャガチャを5~10台置いている駄菓子屋が当時3~4軒あったのでアイテム探しには苦労しませんでしたが,地元では友達連中と「かち合って」しまうので,よく遠征に出ていましたね(笑)。小学校の学区外まで行くのは当然。家から10km以上離れた場所まで行った事もありました。

そんな「コスモス」のガチャガチャを写真&解説入りでカタログチックに紹介しているのが「愛しのインチキガチャガチャ大全 -コスモスの全て-」という本。掲載されているアイテムの中には相当痛んでいるものもありますが,よくぞ保存していたものです。前述のとおり自分もかなり好きだった方なので,「全部知っている」とまでは言えないまでも,確実に「8割知っている」とは言い切れます。そのうち「当たり」を手にできたのはほんの一部でしたが,友人たちが持っていたものも含めて記憶に残っているのだと思います。

本書にも書かれていますが,徹底的に「ガラクタ&ニセモノ」のオンパレード。自分が好きだったのは,ツクダオリジナル製品のニセモノ群(スライミー,アミーバー,ワームメン,デカノロ等)と,金属製のミニチュア道具群(手錠,工具類,トレーニング器具等)ですね。好き嫌い関係なく,どうしても持っている必要があったのが「カチッとボタンを押すと電気が流れる」ヤツ(笑)。これを持っていないと,やられた際に「報復」が出来ないので標的にされやすかったのです。まさに護身用。今の時代だったら「いじめ」とか言って,全国ニュースになっちゃいそうですよね。自分らなんかはビンタ,ゲンコツ当たり前。プロレス技の掛け合いでケガ人が出る事もあったし・・・本当に色々やりました。

この本を見てると,昔話をネタにいくらでもテキストが書けそうなので,この辺で打ち切ります。
あとがきに,著者が「ガチャガチャアイテムを10万個」集めたと書いてあるのを見て,正直驚愕しました。
自分も結構買ったけど,それでも100個~200個のレベル。この本の著者はスゲえわ。

おっさん連中には最適の本です。
必修科目なので買いなさい。(≧∇≦)


(2013/8/27不適切と思われる文章を削除)


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総合科学出版から発売されている「80年代マイコン大百科」をゲット。

「懐かしくて新しい30年前のパソコン事情」と銘打って発売されているだけに,昨今のPCの話題は何ひとつ掲載されておらず,我々の世代がまだまだ子供だった頃に日本中を席巻していた「8bitパソコン」たちの情報ばかりが大量に掲載されています。80年代パソコンの年表から始まり,「御三家」と言われたNEC,SHARP,富士通と,その他メーカー製品のカタログ類と概略の紹介。当時のパソコン雑誌たちの紹介。活躍したソフトハウスの紹介。キーマンとなった人物の紹介。など。掲載内容や解説はあまり詳細ではなく,使われている写真類も全てモノクロで小さいものばかり。どう考えても,我々「おっさん」をターゲットにしているとしか考えられない誌面構成になってますね(笑)。最近の若人たちがこれを見ても,一体「何のこと」なのか解るヤツはそんなにいないと思いますよ。

自分らが見れば,そこに載っているのが「何」なのか一発で解るんですがね。

非常に懐かしい。懐かしいけど,自分らがリアルタイムで経験してきた時代の話なので,そんなに「レア」な話だとは思えません。でも30年も経っている(泣)。おっさんになるって嫌ね・・・。掲載されている記事の中でさすがに「レア」だなと思ったのが,日立H1の広告特集。H1とは日立が発売したMSXパソコンのこと。イメージキャラクタを勤めたのが当時アイドル歌手として活躍していた「工藤由貴」でした。彼女をつかった広告が「マイコンBASICマガジン」の裏表紙に掲載される事があったのですが,本書には歴代の広告すべてがずらりと載っています。前述したとおり写真が小さく,記載内容まで読み取れないのが非常に残念。古いベーマガ読者であれば絶対に反応してしまうコンテンツだと思います。

人物編は圧倒的に情報量が足りません。あくまでも個人的な意見なので絶対・・・と言うつもりはありませんが,少なくとも,ファルコムの木屋善夫氏を載せておいてT&Eの内藤時浩氏がいないのは納得いきません。前者はザナドゥ,後者はハイドライドですからね。また,80年代のPCゲームの繁栄に貢献したという意味では,松島徹氏の存在は外せないと思います。ソフトハウスや雑誌のラインナップはほぼ完璧なのに,人物のラインナップだけはえらく偏っている印象を受けました。ページの都合か,大人の事情なのか。我々と同じ世代であればこの違和感が判ってもらえると思います。

じっくり「読む」ような本ではありませんが,当時の情報の「総集編」として保存しておくには最適です。
書店で見かけた際は,是非購入してみることをお薦めします。(おっさん限定)


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念願だった小説版ゼビウス「ファードラウトサーガ」をゲット。

「ファードラウトサーガ」は1991年に双葉社から発売された書籍で,名作「ゼビウス」の原作者である遠藤雅伸氏が自ら書き下ろした,ゼビウスというゲームの壮大なバックストーリーが収録されています。概略は「ALL ABOUT NAMCO」等にも掲載されていましたが,完全なストーリーが読めるのは本書が唯一だったと思います。以前,細野晴臣氏プロデュースの「スーパーゼビウス」を購入した際,ブックレットに載っていた概略版のストーリーをみて小説版も欲しくなり,以来7年近くも探し続けていましたが,地元ではなかなか見つける事ができませんでした・・・。しかしながら,東京滞在終盤になって秋葉原で偶然発見!ついに購入が叶った形です。

それなりの値段でしたが迷わずゲットしました。
狙っていたひとゴメンナサイ。買ったのは自分です。(≧∇≦)

小説のプロローグは「1999年」から始まってます。ベースとなるストーリーが1980年代に考えられたものだからだと思いますが,結局,小説のようなSFの世界は現実とはならず,世紀末の救世主も現れませんでした(笑)。ざっくり言ってしまえばターミネーターの「スカイネット」みたいなのが出てくる話なので,ネット上には「古い」だの「読みづらい」だのという意見が散見されますが,実際に古いものなんだから当然じゃないでしょうか。もっと言えば,遠藤氏は小説家ではありませんし,そりゃ読みづらい部分だってあるでしょう。自分は,ゼビウスのストーリーには「これだけ詳細な設定」があった,ということの方が重要だと思っています。

あくまでも「ゲームのストーリー」なんですしね。

ちなみに,本書の「あとがき」には,どこでも読んだ事のない「ゼビウス誕生秘話」的な事が書かれています。以前ネタにした「遠山茂樹作品集」を合わせれば,ゼビウス製作サイドのリアルな「バックストーリー」を読み取る事ができます。ゼビウス生誕30周年にして初めて知った事も書かれていたので,特に若年層のゼビウスファンの方には,一度本書(および遠山茂樹作品集)を読んでみる事を強くお薦めしたいです。


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ホビージャパンMOOKとして発売されている「アーケードゲーマー Vol.02」をゲット。

昨年6月に発売された「Vol.01」は,おっさん向けの素晴らしい雑誌だ!と大絶賛だったようですが,発売に気付かず買い逃していました。先日「ナツゲ屋」に行った際「Vol.02」が置かれていたので,ちょっと中身を覗いてみたらこれがすごい内容(笑)。迷わずゲットしました。100ページ程度の雑誌で950円は少々高め。しかし全編オールカラーなので当然といえば当然の価格ですね。アマゾンで買えるみたいなので「Vol.01」もゲットしておこうと思います。

特集記事はロボットゲームネタ。「ボーダーブレイク」や「スティールクロニクル」等,最新ゲームが中心の構成ですが,ロボットゲーム年表が掲載されているなどレトロゲームの分量はかなり多め。バスターやらアルベガスやらファイナライザーやらと,懐かしいタイトルが解説付きで次々と紹介されています。誌面の50%以上がレトロゲーム記事なので,もはや「レトロゲーマー」でよくね??とか思っちゃいます。まさに「おっさん向け」。自分と同じ世代の人には是非見て欲しいですね。

誌面中盤からいきなり「俺たちのDECO DYNAMITE」。「くにおくん攻略記事」,「マーベルランド特集」,「脱衣マージャン ジャレコ編」とレトロゲーム記事が連発。しかもすべて4ページ以上のボリューム。個人的に気に入った記事は「ジャンケンマン クロニクル」。馴染みの深いメダルゲームではありますが,このゲームにオールカラーで4ページも割きますかね(笑)。微妙に役立つのが巻末記事の「秋葉原ゲーセンマップ」。さすがに「セガ」とか「Hey」は行きましたけど,まだレトロゲームを置いている店があったんですね。「トライアミューズメントタワー」はまだ行ってなかったので,来週中に1回は行ってみたいと思います。


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創刊号以来ネタにしていなかった「SHOOTING GAMESIDE」ですが,今回の巻頭記事が「ドラゴンスピリット25周年記念特集」との事だったので久々にネタにしてみました。ゼビウスが30周年なんだからゼビウス特集を載せるのが妥当な気がしますけど,「VOL.0」でゼビウスネタは載っけちゃったので,今回はあえてドラスピって事でしょうかね(笑)。いずれにせよ学生の頃にハマりまくったゲームには違いないので,特集記事が組まれる事は非常にありがたい限り。ゲーセンでプレイしていた頃が懐かしいです。移植モノも結構やりましたね。X68000版とか,PlayStation版(ナムコミュージアム5)とか。最近では,PlayStation3版(ナムコミュージアム.comm)のドラスピですね。実はPS3版だけまだクリアした事がないんですが・・・。

誌面の記事はというと・・・間に合せで書いたような導入部分に続き,アーケード版ではなく移植版のドラスピネタの応酬。攻略記事部分こそステージ毎にきっちりと書かれていましたが,あくまでも「PS3版NEWバージョン」がベース・・・。わずか14ページで特集記事は終了という寂しさでした。しかもそのうち7ページが資料写真やイラストという構成で,読んで楽しむ部分はほとんどなし。これって担当者がドラスピを知らないんじゃないの??アーケード版の25周年なんだから移植版で話をすすめちゃ駄目でしょう(笑)。

唯一楽しめたのは,懐かしい「プロモーションコミック」が掲載されていたこと。
細江氏×tastuya氏の対談記事の方が,よっぽど特集っぽかったです。

その他で楽しめたのはゼビウス関連の記事。先日紹介した「XEVIOUS 30TH ANNIVERSARY TRIBUTE」のコンポーザー全員からのコメントが読めたのは嬉しかったですね。あとは,PS3版「ナムコミュージアム.comm」に収録されていた「XEVIOUS RESURRECTION」が久々に取り上げられていたのも良かったです。ゼビウスの「進化版」は常に賛否両論がありますが,「RESURRECTION」も結構大胆に変えてます。個人的には大好きなんですこのゲーム。ネット上には「こんなのゼビウスじゃねえ」って発言が多数転がってますけど,そういう輩はオリジナルのゼビウスだけやってればいいんです。


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先日「遠山茂樹作品集」を買った勢いで,「ALL ABOUT NAMCO」もゲットしてきました(笑)。

一応,復刻版の「II」は持っていますが「I」を買うのは初めてです。プレミア付きの中古品だったので結構な値段でしたが・・・相応の痛みはあるもののページの折れや破れ等は皆無(!)。そもそも発行日が「1985年」ですからね。痛んでいない方が変です。いや~28年も前になっちゃいましたか。学生の頃,古くからの友人が持っていたのを見せてもらった事があるのみで,実は「I」を熟読するのも初めて。この本は「月刊BASICマガジン」の別冊なので,ベーマガの読者だった自分が何故買わなかったのか今思うと謎です。当時は2,500円もする本は貴重でしたし,資金的な問題も多々あったとは思いますが。

いきなり店から消えたので,どこで買ったのか気付いている方もいるかもしれませんね。
買ったのは自分です。(≧∇≦)

あらためて読んでみると,まさに「Super Soft Magazine」の総集編な様相。マニア向けというよりは,どちらかというと「ベーマガ読者層」に向けた作りになっているような感じで,低年齢層でも読めるように文章が構成されているように思います。とはいえ,古いゲーム(1979~1981年あたり)こそテクニックの紹介程度の記事ですが,「ディグダグ」や「マッピー」あたりから攻略パターンや高次ラウンドの画面写真等の紹介が多くなり,「ゼビウス」では全16マップを攻略つきで紹介。「ドルアーガの塔」に至っては全60フロア完全攻略と容赦なし(笑)。以降,「パックランド」,「ドラゴンバスター」,「メトロクロス」も全ステージ攻略と,後半は完全にマニア向け攻略本。見ているだけで攻略できる気になっちゃいます。・・・実際はそう上手くはいきませんが。

掲載されているゲームは以下の27作品。

【アーケードゲーム】
・BOMB BEE
・CUTIE Q
・PAC-MAN
・SUPER PAC-MAN
・PAC&PAL
・GALAXIAN
・BOSCONIAN
・GALAGA
・GAPLUS
・RALLY-X
・NEW RALLY-X
・TANK BATTALION
・KING&BALLOON
・WARP&WARP
・DIG DUG
・MAPPY
・GROBDA
・DIG DUG II
・POLE POSITION
・POLE POSITION II
・XEVIOUS
・PHOZONE
・LIBBLE BABBLE
・THE TOWER OF DRUAGA
・PAC-LAND
・DRAGON BUSTER
・METRO-CROSS

上記の他に,当時のパソコンで遊べたナムコゲーム(電波新聞社による移植作品)も写真付きで掲載。FM-7/NEW7/77,MSX,MZ-700/1200/1500/2000/2200/2500,PC-6001/8001/8801/9801,X1というラインナップが非常に懐かしいです。あとは,ベーマガ恒例だった「楽譜」も掲載。白黒ページで非常に見づらいですが主要キャラクタのドットパターンも掲載されています。

今になって読むと本当に面白いです。攻略記事はもちろんですが,「君の挑戦をまっているゾ!!」とか「~してほしいのだ!!」とか,妙に上から目線な文言が面白くて仕方ありません(笑)。ちょっと考えちゃったのは,導入部分に書かれていた「新しい文化媒体ビデオゲーム」という言葉。そういう時代だったんだなあと。ビデオゲームが衰退してしまった現在,「ALL ABOUT NAMCO」のような本が発売される事はもう無いかもしれませんね。


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ナムコの有名デザイナー「遠山茂樹氏」のロングインタビューが掲載された同人誌「遠山茂樹作品集」をゲット。遠山茂樹氏とは,迷路脱出ロボット「MAPPY」の製作や「ゼビウス」のメカデザインに携わった方で,ナムコ黄金期を語るには不可欠な人物です。表紙には「遠山式立体表示法」で描かれた「ゼビウス」のジオラマをデザイン。全編モノクロではありますが,当時の貴重な写真やイラスト,資料などを交えつつの大ボリューム250ページ超(!)。自分が「ビデオゲーム」と出会う以前の話が満載なので,語られるエピソードが全部「秘話」に思えてしまいます(笑)。とにかくもの凄い文字数なので,これを読み切るのは大変ですよ。でも,80年代のナムコとともに育った世代にとっては,極めて面白い本である事は間違いありません。

とにかく面白い。まるで当時の「NG」の特集記事を読んでいるような感覚です。序盤は自分が「ナムコ」を知らなかった頃の話が中心ですが,読み進めていくうちに「自分が知っているナムコ」が徐々に登場。誌面中盤から掲載されている「ゼビウス」,「スターラスター」,「サンダーセプター」の制作秘話は,過去の雑誌類では読めなかった(と思う)内容が書かれていて非常に新鮮でした。特に「ゼビウス」については,遠山氏がデザインした各キャラクター毎に解説が加えられていて読み応え抜群。「ALL ABOUT NAMCO」が公式の攻略本だとすれば,本誌は「メイキング本」といったところでしょうか。

前述した「NG」の制作秘話も収録されていて更に面白いです。
この小冊子を貰うために,電車で街のゲーセンに行っていた事を思い出しますね・・・。
全号の表紙が掲載されているのですが・・・これはカラーで見たかった。

コメント欄にて事前に情報を貰っていた同人誌屋さんに行ってみましたが本誌は見当たらず。結局,前回記事に書いた「ミカド」にて無事購入できました。今回の「遠山茂樹作品集」はまだ「前編」らしく,今後「後編」の出版が予定されているようです。詳しくは,主催の「ゲー夢エリア51」のページをご覧ください。まだ全体を斜め読みした程度で,きっちり読んだのは「ゼビウス」の部分のみ。「後編」が出るまでには読破しておきたいと思います。

【関連リンク】

 ・ゲー夢エリア51 ・・・ 遠山茂樹作品集を主催したゲー夢エリア51の公式ページ


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「THE IDOLM@STER ANIMATION FANBOOK BACKSTAGE M@STER」なるえらく長い名前のアイマス本が出ていたのでゲット。文字通りアニメ「アイドルマスター」のファンブックであり,アニメ各話の解説はもちろん,アイドルたちの設定資料や絵コンテ等の情報も掲載されています。おなじみの声優陣のインタビュー記事も当然掲載。さらにアニメ製作スタッフのインタビュー記事まで掲載されていて読み応え抜群です。個人的お薦めは錦織監督のインタビューと,サウンドスタッフ(中川×神前×高田)のインタビューですね。特に後者はあいかわらず熱い!

結構貴重な情報が載っていて注目だったのは「Artworks」のセクション。劇中で開催されたライブのポスターやパンフレットの表紙,テレビ番組の番宣ポスターやら台本の表紙やら電車の中吊り広告やら・・・どう考えても画面に映りそうもない部分まで細かく作りこんでいる様は,感動を通り越して呆れるレベル(笑)。YouTubeで配信された「しゅーろくごー」で紹介されていたアフレコ台本の「表紙」についても載っていたりするので,普段こういった書籍を買わない人でも,アイマスファンであれば絶対にお薦め。この本を読んだあとにアニメを見直せば,さらに楽しめると思いますよ。

ひとつだけ残念なのは,ライブシーンを詳細に取り上げたページが無かったこと。
アイマスといえばライブ。ライブシーンを掘り下げた解説も読んで見たかった気がします。

最近では「ぷちます」のアニメ化や「シャイニーフェスタ」の新作アニメが話題になっていましたが,本編の2期はどうなんでしょうね・・・。少なくとも映画化は十分できる素材だと思うのですが。2014年に再び「全員ライブ」が開催されるとするなら,その直前に何らかの映像作品が出てくるかもしれませんよね。2月の冬ライブも当選しているので今から非常に楽しみです。・・・何か発表があるかしら。


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「Steins;Gate」の新作小説「閉時曲線のエピグラフ」をゲット。

ゲームやらアニメやら漫画やらといろいろお世話になった「Steins;Gate」ですが,小説を買うのは実は初めてだったりします。ストーリーの特質上,さまざまな「世界線」の物語が数多く語られている同作。2013年に公開が予定されている映画版では「紅莉栖ルート」のその後が描かれるとあって,それはそれで非常に楽しみではあるのですが,今回の「閉時曲線のエピグラフ」は,「紅莉栖を救わないルート」のその後が描かれているのです。アニメで言えば,紅莉栖が岡部と別れてアメリカに帰った後,世界線改変後に発生する鈴羽の願いを,岡部が聞き入れなかった場合・・・というところでしょうか。いずれにせよこのルートは非常に興味深いです。ゲーム版のトゥルーエンド付近をしっかり攻略した人には特にお薦めの内容になってます。

「閉時曲線のエピグラフ」には初回限定版があり,特典にはキャスト総出演のドラマCD「射影曲面のエピキタシー」が付いています。収録時間40分の結構なボリュームです。小説に登場する紅莉栖の先輩「比屋定真帆」も登場しますが,小説とは明らかに「世界線」が違っているようで,かな~りゆるい雰囲気のドラマになってます。ストーリーの位置付けは,紅莉栖がラボに来た直後くらいの話ですね。ラボメンたちと比屋定真帆の「顔合わせ」的な内容で,なかなかアメリカに戻らない紅莉栖を探し,比屋定真帆が「未来ガジェット研究所」にやってくる・・・というお話。個人的には小説のストーリーに沿ったドラマも聴いてみたかった気もしますが,これはこれで面白いです。

結構厚めの本ですが,ライトノベルなので非常に読みやすく一晩で読み切ってしまいました。
凄く良いところで「第1巻」終了。はやく続編が読みたい! (≧∇≦)


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11月5日発売の「BIG COMIC スピリッツ No.49」に,ゆうきまさみ氏による読切作品「究極超人あ~る」が掲載されています。大震災復興支援協力企画と題し,1号限りの特別編として復活となったようです。ここ10数年,漫画雑誌は一切買っていませんでしたが,これは買うしかないでしょう。「究極超人あ~る」といえば,ゆうきまさみ氏が1986年頃から少年サンデー誌上で連載していた学園ギャグ漫画です。独特のゆるいギャグセンスが仲間内で大受け。当時の友人達の多くが愛読書にしていました。自分も例外ではなく,単行本を買い集めたのはもちろん,生まれて初めて自分で「ドラマCD」を買った作品でもあります。その後,「パトレイバー」で押井守氏の存在を知り,「攻殻機動隊」シリーズへと繋がっていく,自分のアニメの嗜好(の一部)を決定付けるきっかけにもなりました。

写真に写っている「単行本」は,初版ではないものの20年以上本棚に並べ続けた「当時のもの」です。
愛蔵版の小さいやつとかも出ていますが,やっぱ当時のコミックスに思い入れがありますね。

今回の読切作品は通常の学園ストーリーではなく,本来あ~るの「初夢」だったはずの「究極戦隊コウガマン」ネタ。さんごが練馬区役所にいますしデコもいる。あきらかにアフターストーリーな位置づけのハズですが,なぜかコウガマン(笑)。せっかくの機会だったのだし個人的には学園ストーリーを見せて欲しかった。とはいえ・・・絵柄もノリも当時のまま。作品として非常に面白かったです。1回限定なのが残念でなりません。浅野君と岸田君が出ていませんし,たわばさんもいませんでしたので,是非もう1回見せて欲しいところです。

「究極超人あ~る」といえば,アニメ作品が1つだけあるんですよね。
これが会心の作なのです。次のblogネタはこれにしよう。


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