崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

手術後初めての遠距離外出

2016年01月23日 05時25分49秒 | 旅行
手術後回復中、初めての遠距離外出、今日東京へ向かう。明日は、西日本に猛烈な寒気が流れ込むため、西日本は記録的な大雪に警戒が必要だと予報されている。日曜日の予想最高気温は、福岡で1℃になるだろうというニュースに家内は脅威を感ずるようである。私は気にしていてもシベリアでの経験を思い出すと脅威にはならない。暴風と吹雪の極寒の日のサハリン空港は平然と発着が行われた。チェーンもない車で零下40度近い雪道を走ったことを思い出す。黒澤明監督のデルス・ウザーラは寒さと闘う苦労話である。寒さや大雪を観光化するところがある。北欧のサンタクロース観光、北極のオーロラ観光などがある。熱帯の海をロマンティズム観光化したのもある。ハワイはそのよい例であろう。
 観光からリゾート、住みたくなるまでは縁が遠い。日本に住みたい韓国人が多い。先日訪ねて来た教え子は私が日本に住むことは大正解だと言ってくれた。最近韓国では定年して日本での再就職探しを狙っている人が多い。日本は韓国の捨て流れの受け皿となるのではなく、新鋭若手研究者をスカウトすべきある。
 日本で退職して生活費の安かった韓国に住んでいた人たちは今どうなっているのだろうか。住む環境が良いということは気候だけではない。日韓では日本のヘイトスピーチ、韓国の反日の政治と世論は決して良い環境とは言えない。太平洋に隣接している日本、より「太平」になってほしい。