崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

お知らせ講演「東亜大学のアジア文化交流と国際人材育成」

2014年06月28日 05時31分34秒 | 旅行
九州・アジア/中国ビジネス研究会
第90回研究会開催案内
日時:平成26年7月23日(水)午後6:30~8:30
場所:エルガーラ・オフィス棟 6階601-2号室 久留米大学福岡サテライト教室
福岡・中央区天神1-4-2 大丸エルガーラ東館TEL : 092-737-3111(エルガーラ・オフィス棟は天神 ・大丸エルガーラ東館と国体道路沿いで隣接するビルです)
講師 :東亜大学教授・東アジア文化研究所所長
崔吉城(チェ・キルソン)氏
略歴:1940年韓国生まれ。ソウル大学校師範大学国文科卒業後、日本に留学、筑波大学で文学博士号を取得。日韓双方で文化面を中心に活動しているが、韓国では、韓国陸軍士官学校教官(大尉)、韓国・文化広報部文化財管理局常勤専門員、啓明大学校外国学大学教授・学長/日本文化研究所長などを歴任、日本では、中部大学国際学部教授、広島大学総合科学部・大学院国際協力研究科教授などを務め、現在、下関市にある東亜大学人間社会学部教授・アジア文化研究所所長。主な著書に「恨の人類学」「植民地の朝鮮と台湾」「親日と反日の文化人類学」などがある。
テーマ:東亜大学のアジア文化交流と国際人材育成~韓国「漢江の奇跡」に学ぶ現代の日韓関係
 内容:講師のチェ・キルソン氏は、韓国の陸軍士官学校教官時代、今の朴槿惠韓国大統領の父親である
朴正熙が1961年軍事クーデターを起こし、その後大統領に就任、1970~79年政権下で推進されたセマウル運動(新しい村運動)、維新憲法、学生デモ、そして大統領暗殺という混乱期を過ごされた。その後は日本に移住して今日に至り、現在は下関に在住。「漢江の奇跡」と呼ばれた韓国の近代化の歴史の中で、セマウル運動が果たした役割は非常に大きいが、それが、日本植民地時代、宇垣一成朝鮮総督総督時代の「農村振興運動」が起源であったことを知る人は今の韓国では少ない。
ここ数年、部品産業を中心に、日本からの韓国への投資が前年の倍近い勢いで増えており、とりわけ九州企業は地の利を生かして、多くの中堅企業が韓国に進出している。今回の講演では、過去の日韓の歴史や文化を知ることを通して、新しい日韓の関係、ビジネスの構築を考える貴重な機会になるものと思われる。

会費:参加ご希望の方は以下に申込み、登録の上、当日会場入り口にて参加費1000円をお支払いください。
申込み先:(株)アジアソリューション・中山芳美 宛
電話 : 092-741-9338   E-mail : yoshimi@asol.ne.jp
         九州・アジア/中国ビジネス研究会        
主催: 一般社団法人 九州・アジアビジネス連携協議会
共催: 近畿大学産業理工学部・アジアビジネス研究会