崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「天使の罠」

2014年06月20日 04時53分16秒 | 旅行
 昨日は遅ればせながら誕生日祝いのサプライズ、友人から生ケーキや多くの人からお祝いのことばを受けた。
 日本領海での韓国の軍事訓練ニュースがテレビで流れた。このようなニュースは韓国のテレビとも比較して視聴した。新聞もネット上このように比較できる。韓国や中国はもちろん日本でも安倍総理を「危険人物」と言う人が多い。民衆が政治に影響する力があるかが注目される。私は最近ニュース情報はネットと新聞が主のであり、テレビは主にビデオを見る感覚になっている。テレビだけでニュースを聞くと偏頗的に感ずるからである。
 テレビでは連続ドラマなどを楽しんでいる。今楽しんでいる連続ドラマ「天使の罠」は韓国では放映が終わったもの、それを日本で録画テレビのように放映していている。短いニュースと天気予報意外にこのようにドラマや演芸ものが多く、このようなことを極端に言うならばテレビがビデオショップ化しているとも感ずる。
 今楽しんでいるドラマは愛憎を表現している。悪賢い男が交通事故で意識をなくした場面があった。彼は意識が戻ってからもしばらく意識不明なように装って家族などの話を聞いて都合の良い時点で覚めたようにして不利な立場を有利に転換させる。三流小説のようなものとも思われるが私は大きいメッセージを受け取った。人が死の直後に遺族や弔問客の話を聞くことができるというならばどうであろうか。また、死んでも愛憎されることを前提にするなら生き方も変わるのではないだろうか。
 ドラマなど「映像文化」が中心になることは現代化されたと思われるが、実は文字という記号文化から離れるということであり、子供や犬猫も映像には反応するような単純化される。つまり「印刷文化」(小説など)から考える習慣がなくなっていく傾向にあるといえる。