鵜沢副学長から「おめでとう!」の一声、科学研究費が採択されたという知らせであった。今執筆中である著書とも関連するテーマの日本帝国の近代化政策のひとつである農村振興運動と、韓国のセマウル運動の起源に関するものである。1996年セマウルに関する論文を発表して以来、もっとも私の独創的な研究だと思っており、韓国で多く引用されているものでもある。昨年も朴正煕生家と宇垣一成生家を訪問し、調査を続けていたのでこの度研究費を申請して、日本帝国の政策として台湾も調査地に入れて深めることを願ったのである。分担者として県立広島大学の名誉教授の原田環先生、同大学の上水流久彦准教授であり、私とはよき研究協力者であり、心情的にも密接な人たちであり、友情と師弟関係なので、強力なチームになると確信する。原田先生は朝鮮近代史の権威者であり、上水流氏は台湾研究の若手中心研究者として活躍している人であり、大きく期待している(写真左端原田、右端上水流2011.8.4広島駅で)。
昨朝もらった韓国からの日本研究者の電話では今韓国の朴クネ大統領は父の陰徳によって大統領になっているが父とは違った反日政策をとっているという。父の陰徳に背く「親不孝」の政策であろうか。私は朴正煕時代を生きてきたが彼が親日的とは感じなかった。反日を政治に利用する者たちによる誤りは大きい。近代化には経済的な色が濃い。朴正煕大統領の政治では国民の反日感情を利用せず、信念をもって行なわれた。一般的には反日か親日かといわれることを恐れる研究者がいるが、私は研究はファッションとは違うと思い、進めている。今まで続けてきたものを研究費助成をうけて本格的に研究することができることに感謝である。国民の税金を一円でも無駄にせず、大事に使いながら成果を出すつもりである。
昨朝もらった韓国からの日本研究者の電話では今韓国の朴クネ大統領は父の陰徳によって大統領になっているが父とは違った反日政策をとっているという。父の陰徳に背く「親不孝」の政策であろうか。私は朴正煕時代を生きてきたが彼が親日的とは感じなかった。反日を政治に利用する者たちによる誤りは大きい。近代化には経済的な色が濃い。朴正煕大統領の政治では国民の反日感情を利用せず、信念をもって行なわれた。一般的には反日か親日かといわれることを恐れる研究者がいるが、私は研究はファッションとは違うと思い、進めている。今まで続けてきたものを研究費助成をうけて本格的に研究することができることに感謝である。国民の税金を一円でも無駄にせず、大事に使いながら成果を出すつもりである。