崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

サプライズ、嬉しく、困る

2012年04月13日 05時35分12秒 | エッセイ
昨日は4月12日北朝鮮のミサイル発射の予告日、北朝鮮では国を挙げての「祝砲」、それに似た韓国や日本での緊張の日であった。私ごとでは家内の誕生日、朝、家内が犬と散歩に出た時、私がわかめスープを作った。ワカメは韓国の私の姉が家内の誕生日祝いで送ってくれたものである。韓国では出産や誕生日にはわかめスープを飲み、食べる習慣がある。それを見て家内はサプライズ、喜んだ。教会や友人、知人からプレゼントも届いた。私の誕生日に比べて粗末な感じがあり申し訳なかったが、これからは家内の方が盛況になりそうな予兆がする。
 最近の講義は小規模化して数人で研究室で行うようになっており、そのつもりで準備しているのに学生がたった二人、「日本思想史」という講義が難しく思われると感じていた。しかし他の教室に20数名が待っているのに気がついて驚いた。また韓国と中国の留学生、日本人の学生がほぼ均等数集まっている。急に3つの国の言葉が飛びかうので教室は国際的雰囲気いっぱい。先日中国で5カ国の言語が飛びかう国際会議に参加した時に彷彿。サプライズ、嬉しく、困る。吉田松陰、伊藤博文、高杉晋作などについて講義していくつもりである。