崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

熟考

2012年04月22日 07時13分48秒 | エッセイ
下関地域で暴風が強くデジタルテレビや電話が繋がらず朝早くからインターネット線も繋がらない。頭が真っ白になって、あせっていろいろ工夫しても繋がらず携帯電話で書いている。朝の最初の仕事がつまずいてしまった。それより日本は自然に弱いことと改めて感じた。
日頃、書棚を見ながらインターネットによって検索が簡単に出来る時代に印刷された辞典事典の類いは無用に感じていた。まずブ30巻余のブリタニカなど、漢和辞典、外国語辞典を処理しようと思っていた。しかし今日のようにインターネットが使用できない事態になるとインターネットだけを信じて良いかと疑うことになり、ちょっと待たなければならないかと思っている。時代は変わるはずである。インターネットで集めた本が氾濫している。それはほぼ無用なものである。資料データ中心の本は捨ててもよろしいだろう。これからは考え方を書くべきであろう。何を書くべきかは熟考ししなければならない。