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芭蕉の俳諧:猿蓑(20)

■旧暦7月10日、土曜日、

(写真)無題

朝5時に起きて、江戸川へ。太極拳とストレッチ。かなり気分いい。今度は、ウォーキングと組み合わせてみるか。英国に帰ったO君と共同で仕事ができないか、検討していたのだが、二つほどプランが出てきた。問題は、引受先の出版社を探すことであるが…。



デイヴィッド・G・ラヌーによる一茶の英訳

the deutzia blossoms
light up
my lap

u no hana ni nunoko no hiza no hikari kana

卯の花に布子の膝の光哉

by Issa, 1821

Not translated: the subject of the haiku is wearing padded cotton clothing (nunoko).




みやこにも住まじりけり相撲取
   去来

吹風の相手や空に月一つ
   凡兆

■去来の句、発見が面白い。大きな体の相撲取が、狭い京の通りを行くユーモラスな姿が見えてくる。凡兆の句、だだっぴろい夜空に月が一つ掛っていて、風が吹いているだけ。雲も人も星も吹き飛ばされて、月だけの空。風と月の物語の始まり。



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